先日二つの展覧会をはしごしました。
「肉筆浮世絵の美」
鎌倉国宝館の氏家浮世絵コレクション設立40周年記念とか
浮世絵には印刷技術のかなった当時版画のものと肉筆。。かいたもの・・があります
一点一点精魂をこめて書かれた芸術作品ですね。
江戸時代末期鎖国から開国されると日本の伝統的な芸術作品が海外に流失しました。
それを憂いた氏家武雄氏が収集した肉筆浮世絵の中から60点が展示されているものです。
肉筆画ですので一品しかありません徳のその保護に力を入れたようです。
日本画に基をおき日本人の美の意識の集大成といってもいい美しさの作品ばかりです。
繊細な線、余白の美しさ。色合い
どれをとっても日本人しか描けないもの。
圧倒されました。
その後あのフランスの巨匠
「ラウルデュフィー展」を見ました。
マチスなどと親交をもち、印象主義後のフォービズムなど近代フランスの絵画を牽引した大家です。
洋服の生地のデザイン、テキ・デザイン、陶器の絵付け、あるいは舞台の衣装などの演出、に人気を博し。
第7回パリ万博での「電気の精」での演出はみなを驚愕させました。
「電気の精」の壁画には百人以上科学者のアルキメデスからエジソン等が描かれてます。
また大自然から水道橋・工場地帯、電気の象徴のタービン。オリンポスの神々が祝福市。近代都市のネオン広告塔が続き、
オーケストラ音楽が鳴り響き、地上からの光を浴びて電気の精が飛翔する・・壁画です・
今回の展覧会でもその醍醐味を感じられるように展示されています。
近代の科学に無限の可能性を感じられるてんらんかいのかずかず。
以来100年経た現在
そ科学の発達が必ずしも人間の幸福を意味するものではないと感じ始めた私たちにとって何かむなしい
うたかたの協奏曲のような気がしてしまいました。
http://event.chunichi.co.jp/dufy/highlight.html
機会があったらごらんくださいね。
きょうのヒロちゃん
はい、残念!みあたりませんでしたよ。
よんでくださってありがとう。