岐阜県美術館で開かれてる「小さな藤田嗣治展・レオナール藤田からの贈り物」展に行ってきました。
このタイトルはどうしてつけられたか?
それは多くの絵がほんとにマッチ箱くらいのものや葉書大の絵。
小さな絵ががもうそれはそれはたくさん集められていたからなんですね
その大半は最後までともにした君代夫人のプレゼント用などにかかれ
お部屋に飾られていたものが多いとか
この婦人の黒いレースもう丁寧に一本一本表現されてる。
かれも毛そう筆による日本画のような線ですね。
肌は藤田の秘密の肌色です
実は私はフランスパリに住んでいた時
親しくしていただいた方が君代夫人の秘書をなさっていたんですね。
折にふれ時に触れ藤田嗣治さんや君代夫人のお話を伺っていました。
藤田さんは第1次大戦ころパリが段で才能をもてはやされていた。
第二次大戦の勃発で帰国。その後の戦争画家として戦争に協力した戦犯とされ、
日本でつらい経験をして、おわれるようにして、パリに
再度その芸術はすばらしいものとして評価された。
日本で迫害しても、フランス人は偉いよね
彼の芸術は芸術として認めるんだもの
落ち話
君代夫人も
藤田さんの亡き後、晩年はバカンスの季節や冬は
日本で1~2ヶ月過ごされることがおおくなっていた。
あるお留守のときベルサイユのお宅に泥棒が入った。
トラックで乗りつけ家具調度品からじゅうたんまで根こそぎ持っていく荒っぽい泥棒だった
ところが藤田さんのそこらにむぞうさにある絵は全部無傷で残されていた!!。
奥様はほっとなさったと・・
もしそのとき絵画に眼のある泥棒だったら今回のような絵画展はなかっただろうなあと思ったりしましたよ。
ほんとにたくさんの百点以上の作品が展示されています。
良くぞ集めたなあと感心してしまいます。そんな素敵な展覧会です。
そして今回始めて知ったのですが、岐阜県美術館には2百点以上のルドンの絵画があるんですね
私が数年前トヨタ美術館でルドンの「花」の絵を見ました。
その表現の仕方が私がかきたいと長年思って方法でした。
その絵はここの収蔵品だったんです
絵葉書写真では私のいいたい微妙なニアンスは表せませんが・・とっても嬉しくなりました。
一番これ!!と以前から思ってる絵なんですね
時々訪れたい美術館になりました。
藤田は300匹以上猫を描いたとか
デモ
↓お土産売り場で見つけて私のお気に入りのスタンランの猫の方が好きだな
嬉しい展覧会でしたよ
ヒロちゃんがモデルね
是もスタンランです
ポスターはもちろん
エプロン、温度計・ピルケース集めてますよ
読んでくださってありがとう