日曜日、英国のロイヤルバレー団の「ロミオとジュリエット」を見ました。
実は余り気が進みませんでした。
ご存知のようにバレーには一言もせりふがありません
踊りですべての感情表現をするのですね。
「ロミオとジュリエット」はイギリスのシャークスピアによって書かれた恋愛悲劇の小説です。
私は英文学専攻して学びました。
そのとき英文学を勉強するものは右手に聖書、左手にはシャークスピアをおいて勉強するようにといわれました。
かれは1564~1616年まで生きたイギリスルネッサンスを代表する小説家といわれています。
特に人間内部心理描写に卓越しているといわれています。
私はベニスの商人を読んでユダヤ人への当時の蔑視を暴き立てている描写に驚きました。
その描写力はすばらしく今でも私たちの身近に使われることのある
TO be or not to be,it's a question
など今でもCMに登場しますね。
私的にはロミオとジュリエットのジュリエットの「ああロミオ様!貴方はどうしてロミオ様なの」
のせりふがお気に入りです。
イタリアフィレチェで憎しみ会う両家の若者が恋におちたときのせりふです。
イタリアへいき二人のモデルになったベランダも見てきたほどです。
すばらしいシャークスピアによって飾られ表現されている小説から文字を取り去って
何ぼのものよ!
と思って斜に構えていました。
ロイヤルバレー団は世界三大バレー団といわれますが
その、ロシアのボリショイやパリのオペラ座のバレ学校をもち、生徒養成しています。
ところが英国ロイヤルバレー団はそういう学校をもたないですね。
だからこそ世界から優秀なダンサーがダンサーを目指します
未だ先日6月13日に20年ぶりに日本人ダンサーが主役を踊るプリンシパルダンサーにえらばれたんですね
“平野亮一と高田茜、英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルに昇進
その平野さんがパリス役ででるのも楽しみでした。
平野さんはオールラウンドダンサーで長身で、すごく迫力のあるダンスでした。
すごく存在感がありました。
言葉はないけれど、情感が感じられ、最期のシーンいはついほろり。
あせらずもう少し確かめて・・と
いいたくなるのは言葉がなくても
ダンスで表現できている証拠ですね。
英国人の英国人によるシャークスピア・ダンス
さすがというほかなりません。美しいです。
ここをクリックして美しいシーンをごらんくださいな
http://www.nbs.or.jp/stages/2016/royalballet/romeo.html
なおロイヤル・バレー団についてははこちらから
クリックしてね。
言葉が必要ない芸術すばらしいですね
素敵なマチネを過ごしましたよ
きかいがありましたらごらんくださいね
読んで下ってありがとう
なお劇の画像はホームページからお借りしました。