先日チケットをいただいたので無駄にしてもとでかけました。
私は名前すら知らなかったんですね。
ですから余り期待をしていませんでした。
ところがところがびっくり!
見るものをよろこばせるのが彼のモットーとか
まさしく京のエンターテナーです。
いろんな絵が見られますクリックしてね
いろんな絵が見られますクリックしてね
彼は江戸時代の絵師で丸山応挙の高弟
師匠の丸山応挙は端正な日本画ですが
師匠とは対照的で
大胆な構図、斬新なクローズアップを用い、
奇抜で機知に富んだ画風を展開した
いわれているとか
詳しくはここをクリックしてね
応挙の代理として描いた和歌山・串本の無量寺の障壁画など
たくさん現存してるそうです。
この展覧会では原寸大で再現され展示されていました。
一番の迫力のあるトラ・右は龍
両方とも長沢芦雪は見たことがないはずですよね
でもすごい迫力です
こんなお寺におまいりしてみたい、
中央のご本尊様はこんな生き物に囲まれて
どんな気分でいらしたでしょうか?
そして牛・象です。
六枚の襖絵に襖絵に描ききれずはみだしています
それぞれ6メートルくらいあるのですね
私も大きく大胆にえがくのが大好き!
そんな時全部を入れなくて描ききれない部分は
見るほうの想像力に任せます
うまく成功しますと
伸びやかな大きなスケールの絵になります
この頃すでにそんなことに挑戦していた絵師がいたなんて
江戸時代ってすごい時代ですよね。
とっても嬉しい。
ほかにこんな優しい絵もあります
そのたしかな画力は
わずか3,1センチ四方に五百羅漢が書かれていることでも伺えます
全部で84点、
良くぞこれだけの作品を集めたものだと感心しました。
この展覧会が終わりますと
この県美術館は改装工事に入り来年3月まで休館です。
有終の美を飾るすばらしい展覧会でした。
読んでくださってありがとう