Rossini - Overture from the "Barber of Seville"
「セビリアの理髪師」の序曲です。きっと聞き覚えがあるものですよ。
2月から始まっていたオペラ公演「セビリアの理髪師」今回の名古屋で最後です。
錦織健さんのプロデュースです。
みっちゃんはコンサートに行く前は、いつも予習をしてから行きます
今回もネーデルランド歌劇場の1970年の公演収録を見てから出かけました。
錦織健さんが、「わらわせまっせ!初心者歓迎!』と名売った公演です。
くわしくはこちらから・・
http://www.japanarts.co.jp/html/2012/opera/nishikiori/index.htm
錦織さんが工夫を凝らしたと思う場面が随所にあり、面白くてげらげら笑ってしまいます。
オペラ・ブッファといわれる喜劇です、
これは1816年にイタリア人ロッシーニによって作曲されたものです。
かれの最高傑作の一つといわれています。
ストーリは簡単美女の町娘に惚れこんだ侯爵が、彼女の財産目当てで結婚しようとしている後見人との駆け引きで、
好き同士の二人が結ばれるハッピーエンド物語。。
その駆け引きに、フィガロという理髪師が
好きあっている二人の仲を取り持つ
あのてこのてをかんがえ・・
という楽しいおはなし・・
駆け落ちをする計画と苦難の末に出会った二人。
フィガロが早くしないと、追手の邪魔が入るといって、せき立てるのに
恋人たちは喜んで歌ったり踊ったり・・!
こういうのんきさが昔の人はのんびりだな~
フィクションの世界でも、これで庶民は喜ぶんだ~って、
「踊ってないで、はよ、逃げろよ~」思う現代人のみっちゃんでした。
この作品が初演されたのは、日本の江戸時代後期ですね。
庶民の求めていた楽しみ娯楽にこたえたものなんですね。
ほかにも。アルバビーナ伯爵役の錦織君が変装して
いとしの森麻季さん演じる恋人のロジーナに会いに行く場面
後見人に裏声で変装がばれないよう、うたったりするのがたまらなく面白いです。
劇場内に笑い声が何度もおきます。
「初心者でも笑わせまっせ!」というのはほんとです。
ロジーナ役の森麻季さんのソプラノのころがすように歌う技法コロラツーラは
これはすばらしい!
色んな聞き比べの中でも彼女が一番です。
それとフィガロ役の堀内康雄さんのバリトン。これも素晴らしいです。
こちらでご覧ください。
http://www.japanarts.co.jp/html/2012/opera/nishikiori/index.htmhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120313-00000008-pia-ent
オペラの敷居が高いと思ってるかた、
まずはこんなん所から楽しんでみてくださいな
春眠暁をおぼえずで、最初眠りそうだったとなりの叔母様、あまり面白いので
最後は起きて、ぎんぎらでご覧になってましたよ。
たのしかったです。
読んでくださってありがとう。
芸術劇場のマン前の名古屋テレビ塔とサクラです。
穏やかな今日です。