みっちゃん名古屋地方昨日は31・5度!!
暑いです~
今日も朝から蒸し暑い昨日以上になるかも・・
「光風会」という公募の展覧会に行ってきました。
来年100回を迎える大きな公募展です。
創立に際しとくに掲げた主義主張はないが、穏健な写実的作風を主流とする官展系美術団体として存続し、
YAHOO百貨事典より
詳しい作品等はこちらからご覧くださいな。
会場では、理事や会員、会友といった方の作品が最初の部屋から並びます。
見応えのある絵が並びます。
わたしはいつも不思議なのですが、いつも同じテーマで描かれている、同じ絵なのですね。
いつも西洋風の美人画とか、同じ外国の風景、など等
あ~あの先生のね・・とわかるんです。
一年も前の絵と比較するのですから素人にその進歩の跡などほとんど、わかりません。
今年の絵は素敵・・とか・・ウ~んとか
毎年見ていて、分かるのは残念ながら、この先生お年を召されたのね~ということ・・・が多いです。
やはり大きな絵画制作には、精神的にも肉体的にもパワーがいるのでしょうね。
パワー不足を感じない作品を絵がくということがテーマになるのでしょうね、
でもそれは一年に1度拝見するからこそ、感じられるという恐ろしいものです。
30歳位の作品
モネの睡蓮の絵も晩年のものはかたちがなくなり色彩だけといってもいいようなものになりましたよね。
なくなる6年前の作品80歳最後まで睡蓮を描き続けました。
うまく年をとるということは絵画の世界でも大変なことなんだな^って思うのです。
ルノアール40歳位の時の作品
ルノアールは49歳の時、みっちゃんと同じリューマチになり、当時のことですからよい薬はなく
進行が進み
絵筆が握れなくなっても、
その時「自分には、もう時間がのこされていない。
リハビリにつかう時間がもったいない」と、絵筆を手にくくりつけてえがいていたそうです。
彼の御肖像画です。
この左手をごらんください。
79歳まで描き続けました。
こういうことを考えると、普通に過ごしている日常、いまを大事に過ごさないとという気持ちを強くしますね。
そんなことを思った展覧会でした。
読んでくださってありがとう