信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

散々な目に会い。

2015年03月15日 22時04分51秒 | Weblog
伊那に移住したが、眼科と歯科だけはこれまでの主治医にお世話になっている。
何もわざわざと言われるが、これだけは頑固に守り続けている。

眼科は1月に受診が済んだが歯科は半年毎の約束が守れていない。
東京の夏は暑いし、そうこうしている内に犬のヘルニアで長時間の外出が不可能になり
都合3回の予約をキャンセルし、間が空き1年1ヵ月後に受診した。

自分の誕生日の3月11日は東北大震災の追悼の日となった。
しかも午後の3時に生まれたそうなのでそ津波が来た2時47分
には黙祷をし辛い気持ちを抱えたままであるので誕生日おめでとうとは永遠にお別れする羽目になった。
翌12日の朝早く車で中央高速バスに乗るべくバス乗り場に向かった。

1年ぶりの乗車なので前日停留所と車の駐車場を確認し、朝の6時40分に家を出発した。
通常10分くらいでバスに乗り込めるのでその頭で7時15分は楽勝だと思った。
しかし悪夢はそこから始まった。
横殴りの雪と大渋滞で到底バス停まで到着するには40分以上かかると思われ諦めざるを得ない。

チケットはバス2本遅らせて乗れることになったが、キャンセルの手続きと新たなチケットの購入で
離れた場所にあるバスセンターまで行かざるを得ず、渋滞の中じりじりしながら駆け込み、1時間半後
伊那インターのバス停で乗車した。
この時点でもうやけくそだ
案の定バスは予定から渋滞で30分遅れで到着した。

乗れただけましだと思ったが、中央道では永福を過ぎて又ずるずる渋滞。
新宿には12時過ぎに着いた。

日本橋の歯科の主治医は都合をつけて丁寧に診察をして頂き、朝ごはんと昼ごはんを抜き
3時には伊那に戻る予約のバスに乗り込んだ。

都営新宿線の往復をし、気ぜわしい東京の勤め人の間をすり抜け急ぎ足で歩き
メトロに乗るがこの1年の間に乗車券は大幅に値上げし、電車内では目の前の席では
大半の人がスマホしか見ておらず、相変わらずの景色だ。

何が車内で起きようと他人を気にかけない行動のため、誰かが倒れても知らん顔と言うのは
そうなのだと納得する。
東京は暖かかった。新宿ではサンシュの黄色い花が満開だった。
歯科では横殴りの雪が朝降っていたといってもセンセイはぴんと来ない様子。

いつもは高速バスの往復はぐっすり寝ているのだがバス乗り遅れの一連で神経が
逆立ち眠れず、周りの乗客の沈没している姿を見ながら夜7時過ぎ伊那に戻ってきた。

散々な一日だった。
東京はもっと楽しむ時間のために行かなくては・・・・・
こりずに出直しだ。