信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

骨の経過を追って

2017年01月22日 12時25分42秒 | Weblog
今から約10年前の冬、職場でふざけ半分に受けた骨密度の検査で衝撃を受けた。
まだその当時は骨粗鬆症の病気は話題にはなっておらず、簡易検査は地域の健康イベントで行われ
その結果を実年齢と照らし合わせ喜んでいた。

まさか放射線で撮影する検査との間に差が生じるとは知らないから、自分の骨は若いとタカをくくっていた。
ところが結果は要治療。すぐに医療機関を受診してくださいである。

医療機関に勤務していたから整形外科受診し薬を処方され、はじめは疑っていたが定期的に薬の効果を見るために
骨密度の検査を受けた。

知らぬが仏であった。
自分の体をなめていた。
それ以来健康診断を受ける更年期を通過した女性には骨密度の検査を一度は受けた方が良いと
重点的に勧めた。
女性ばかりでなく男性も喫煙者に勧めたところ結構、要治療の頻度が高く発見される。

職場を退職したが服薬は続き、年齢からいえば効果が上がるより悪くならないよう、骨折しないよう
と処方される都度言われる。
処方薬は有り難いことに効果があるので引き続き飲んでくださいと一年に一度の骨密度検査を受けて
指示される。
諏訪まで朝早く車で出掛け検査を受けるが毎年、その日は心の奥はもしかして骨密度は落ちてしまっていないか
心配する。
最近の食事はダメだったかなとか牛乳の飲み方が減ったからとかいらぬ心配をする。

服薬も生活習慣も影響が大きいけど、食事はあまり役に立ちませんという医師もいた。
5年くらい治療が始まって骨密度の上昇が横ばいで
下がっていなければ良しとしてくださいという医師もおり頑張ってみようという気持ちがくじけた。

3年前に伊那に移住し、マゴが生まれ漬物石のように重い子守りと広い庭の花づくりと野菜作りに
体重は減り続け、筋肉痛は回復せずおまけに冬場は薪割りだ。

絶対に減ってしまった筋肉だから骨密度も低下するだろうと思っていたが、何と脊椎は10年前は63.6から71.0まで
上昇し股関節は64.0から72.4まで上昇した。
今年も昨年から僅かずつ上昇している。
毎日の犬との散歩も股関節強化には役立っている。

脊椎は骨の部位からバラバラだから油断しないでくださいと言われた。
負荷を掛け過ぎても良くないが、今の生活が骨量の低下にはなっていないので
地味に筋肉を甘やかさないような生活は続けねばならない。
60過ぎたら顔や容姿より骨の丈夫さが勝負だ。

雪が今日も山から舞っているが庭では福寿草がいつの間にか咲き出している。
気持ちが暖かくなる風景だ。






やっと消息がわかり・・・・

2017年01月22日 11時59分09秒 | Weblog
著書を読んで長年素敵なご夫婦と、秘かに尊敬していた津端さんご夫婦。
昨年、ご主人が亡くなられた由、テレビで知った。
奥様の英子さんが寒い冬の中畑で作った野菜を調理したりして遺影に
話しかけながらどうぞと毎日食べてもらっていた放送が衝撃だった。
あれから1年、残された87歳の英子さんの暮らしを心配していた。

畑は広い。
しゅういちさんと野菜作りの作業は分担し自給自足に近い生活を続けていたのに
力仕事や修理作業などどうしたかしらと、折にふれ心配した。
健康を保っているかしらとか人生の先輩の消息は気になるものだ。
まさか春日井市まで住所も知らないのに尋ねるわけにもいかないし、雑誌社に問い合わせても
無理だろうと思った。

ところが、今日新聞のテレビ欄でふと目についた。
午後の4時から8チャンネルで1時間半も人生フルーツというタイトルでご夫婦の記事が放映される。
何とラッキーなこと。
これで心配していた英子さんのその後がわかるかしら?