


今年度入会した近くのお寺で毎月開催されるかやぶき倶楽部は20日で今年の催しが終了した。
バラのボランティアとこの音楽倶楽部といい今年最後の日はせめてお天気が良くと思ったが
どうして、どうして寒波が居座っている。
かやぶき倶楽部は雨降りの一日との予報であったが、雨は霰に変わり、気温もどんどん下がっていく。
午前中、美容院に出かけ、午後の3時からの会合はお天気が悪いために、休もうか、と寸前まで迷った。
だが、出かければ必ず良かったと思うことが得られるので、強い雨模様に変わった道路を
滑らないよう気を引き締めてお寺の会場に向かった。
今回は新年に先駆けて和楽器のコンサートで、尺八、琴、三絃の合奏でこのような機会に
お目にかかれるのは珍しい。
着物姿の奏者に気が引き締まり、しばらく振りの琴の音色と尺八の奥深い音色に心は
深い幽玄な世界に引き込まれる。
越天楽や春の海などお正月になると流れる聴きなれた楽曲ではあるが、雨の音や新曲を和楽器で
演奏するという新しい表現方法にも始めてのもので、とても惹かれる。


奏者はいずれもNHKの邦楽のオーディションに合格している大先生であり、この大雨のなか
すばらしい時間を過ごすことができて今年の納めとして感謝すべき催しであった。
事務局側の方々は3日間も、悪天候で出席者が減るのではと胸が締め付けられる毎日であったと聞かされた。
お世話様でした。