林に囲まれて、以前は耕作していたそう広くない畑地の跡があります。ここは、いろいろな昆虫がいたので、以前は足繁く通っていました。
久しぶりに訪れると、どうしてなのか、以前のような「生きものの活気にあふれている」感じがありません。それでも、林との境の方にいくと、林の梢あたりからオレンジ色の蝶がひらひら下りてきて、近くの茂みにとまりました(近いといっても高さは3mほど、近寄ることはできません)。ズームで撮ると、翅の裏がオレンジ色で黒色の縞模様があるウラナミアカシジミでした。少し傷んでいるので、羽化してから時間が経っています。
《林の梢のあたりから下りてきて茂みにとまったウラナミアカシジミ 2020/07/03》
《林の梢のあたりから下りてきて茂みにとまったウラナミアカシジミ 2020/07/03》
《林の梢のあたりから下りてきて茂みにとまったウラナミアカシジミ 2020/07/03》
※ 連日の雨、「庭作業」も「自然とのふれあい」も「自転車散歩(ポタリング)」もできません。半屋外のテラスでゆっくり足を伸ばし、強くなったり弱くなったりする雨音を聞きながら、図書館から借りてきた本を読んでいます。森下典子さんのエッセイ『好日日記ー季節のように生きるー』は、二度目を読み終えました(私は本をじっくり読むことはできず、ほとんど流し読みなので、早く読み終わります。でも、内容はほとんど頭に残りません。ですから、何度でも初めてのように読むことができます)。
この本は、「お茶の稽古」とあわせた「季節のめぐり」、いや「季節のめぐり」にあわせた「お茶の稽古」についてのエッセイです。二十四節気にごとに数ページにまとめられているので、読みやすく、どこから(どこを)読んでもいい内容。季節(の変化)への繊細な感覚がさわやかな読後感を与えてくれます。(流派のこだわりの「お茶」には抵抗がありましたが、この本を読んでいると、季節を味わう「お茶もいいな」とふと思い、読み終えてから妻と久しぶりに煎茶を飲みました。)
《雨音を聞きながらテラスで図書館から借りてきた本を読んでいます》
《ゴーヤの葉についた雨滴》
《雨に濡れたゴーヤの雄花》