やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

アオオビハエトリ(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2020-07-28 19:58:20 | クモ類

樹木園に行くと、必ずこの立ち枯れした枯木を見てきます。周囲の状況からすると、ヤマナラシの枯木ではないかと思いますが定かではありません。この日も、何種類かの生きものがこの枯木にきていました。

アオオビハエトリは、ハエトリグモ科の地上性のきれいなクモです。写真にはうまく写っていませんが、太くて黒い毛が多い第1脚をいつも高く上げています。頭胸部と腹部は暗緑色でわずかに金属光沢があり、腹部の中央に幅の広い黒い横帯があるのが目立ちます。このクモはアリを専門に食べます。(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/アオオビハエトリ』2020/07/28参照)

この枯木には赤いテープで印がつけられており、早晩伐採処理されるものと思います。公園を管理する立場からすると、利用者が怪我などしないためには必要な措置だと思いますが、枯木は多くの生きものにとってはなくてはならないものです。伐採はしても、倒した木は隅のほうの利用者に害を与えないところに横たえておいてもらえると有難いのですが…。


《枯木の上を歩くアオオビハエトリ 2020/07/22》


《枯木の上を歩くアオオビハエトリ 2020/07/22》

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フタモンアシナガバチ(営巣その②)(富山市)

2020-07-28 10:54:45 | 昆虫類

2020/06/08のブログで紹介したフタモンアシナガバチの営巣のその後です。

当初は、テラスに置いてある椅子に腰かけて上を見上げると見えていた巣ですが、ゴーヤのカーテンが生い茂り、まったく見えなくなりました。それでも、ハチのが出入りが見えるので、営巣を続けているのはわかりました。

昨日、その後の営巣状況を調べました。初め女王バチ1頭だった巣に成虫がその時見えただけで5頭、巣の大きさも2か月足らずのうちに4倍以上になっていました。これまでにどれだけの青虫などを食べてくれたでしょう?おかげで、原則無農薬の家庭菜園がなんとかやっていけています。


《テラスの屋根の裏側のフタモンアシナガバチの巣 2020/07/27》


《テラスの屋根の裏側のフタモンアシナガバチの巣 2020/07/27》


《フタモンアシナガバチの営巣状況の比較:左(2020/06/08)右(2020/07/27)》

※ 孫娘も大きくなり(高3の17歳)、今年は七夕飾りをしませんでした。ところが、(7月7日にTVのニュースを見て)「いつものように飾って欲しい」と言われ、新暦月遅れの8月7日に向けての七夕飾りをテラスの柱に取り付けました。笹は近くの用水縁りから調達、短冊は100円ショップの「カラーホイルおりがみ」です。欲張りなので、お願いだけはたくさんしておきました。風が吹くと、笹の葉や短冊の擦れあう音がして、いい心地です(眠たくなります)。

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