やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

カトウカミキリモドキ?(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2020-07-25 17:59:53 | 昆虫類

市立図書館から借りてきていた『くらべてわかる甲虫1062種』の返却期限が近づいてきたので、ページをパラパラとめくっていると、少し前に名前がわからずお蔵入りさせていた虫に似た虫が目に入りました。カミキリムシのようですが、身体が華奢で、黒く大きな眼が特徴的な虫です。数種類出ていた中では、アオカミキリモドキにとても似ていましたが、「カトウカミキリモドキやシリナガカミキリに似ており同定には注意が必要」との注意書き付き。

念のため、ウェブサイトで調べると、ピッタリのものがありました。『北茨城周辺の生き物/カトウカミキリモドキとアオカミキリモドキ』です。これによると、両者の違いは足の色にあるようです。
  ① カトウカミキリモドキ 根元から足の先まで橙色
  ② アオカミキリモドキ  腿節が橙色で、脛節からは黒色
これからすると、写真の虫は脛節から先も橙色に見えるので、カトウカミキリモドキです。なお、カトウカミキリモドキの体液にはカンタリジンが含まれていて、肌に付くと火傷に似た炎症を起こすので掴んだり潰したりしない方がいいとのことです。

カトウカミキリモドキは、炊事棟のコンクリートの柱にとまっていました。


《炊事棟のコンクリートの柱にとまっていまたカトウカミキリモドキ 2020/06/04》


《炊事棟のコンクリートの柱にとまっていまたカトウカミキリモドキ 2020/06/04》


《市立図書館から借りてきていた『くらべてわかる甲虫1062種』》

コメント (2)
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ハラビロカマキリ(幼虫)(富山市太田南町)

2020-07-25 09:47:40 | 昆虫類

いつものように、北陸自動車道に沿った車道を犬と散歩していて、路傍に生えたネムノキの葉の上にハラビロカマキリの幼虫を見つけました。腹部を反り返らせるのは、ハラビロカマキリの幼虫の独特のポーズです。富山弁でいうところの、「こわくさい」(小生意気だ)感じでしょうか(もっとも私は就職してから富山に移り住んだので少しニュアンスが違うかも知れません)。

このあたり、オオカマキリの幼虫はときどき見かけていますが、ハラビロカマキリの幼虫を見るのは今年初めてです。トンネルの中にコカマキリの卵鞘があったので、コカマキリもいるようです。


《ネムノキの葉の上のハラビロカマキリの幼虫 2020/07/23》


《ネムノキの葉の上のハラビロカマキリの幼虫(腹部を反り返らせる独特のポーズ) 2020/07/23》


《ススキの葉の上のハラビロカマキリの幼虫 2020/07/23》

※ 昨日の朝、新聞を見ていて、夜の9時からNHKBSプレミアムで『養老先生時々まる』の放送があることを知りました。その時間帯に起きている保証はないので、録画予約です(あとで妻に聞くと、やはりその時間にはもう熟睡していたそうです)。 

  今朝、いつもどおり3時半ころに起床、犬の散歩や菜園の収穫、朝食などいつもどおりのことをこなしてから、録画を見ました。妻からは「いつも同じ話だから…」と言われているとおり、ほとんど同じ話です。ブレない人です。

  自分の部屋が欲しいと思います(倉庫になるだけですが…)。

  自分の都合つごうのいいように見ている人です。でも、養老さんのおかげで、道端で虫を見ていても、写真を撮っていても、「変人」と思わない人が増えてきたような気がします…。  

  私も、しょっちゅう、(迷惑がる)犬を膝に乗せたりしていますが…。猫と犬の違いはとてつもなく大きいですネ!

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