北陸自動車道に設けられたカルバートボックスの壁に、ビロードスズメがとまっていました。
幼虫の食草はツタやヤブカラシ(ブドウ科)などなので、近くで発生したものと思います。幼虫は、全体に鱗状の模様があるうえ、体の前方に眼状紋があってそのあたりが膨らんでいるので、ヘビに似ています。
「幼虫を一度見てみたい…」と書こうとして、思い直しました。以前に幼虫を見ているのでは…?すぐに、「ビロードスズメ」「幼虫」「富山」で検索すると、出てきました。幼虫は見ていませんが、同じようなブログを書いていました。
『ビロードスズメ(富山市)2017/06/11 …ビロードスズメの幼虫は、オオマツヨイグサ、ヤブカラシ、ツタなどの葉を食べます。体色は淡褐色や黄緑色など変異がありますが、体の前方が膨らんで眼状紋があり、しかも全身に鱗状の模様があるためヘビに似ているそうです。付近にはマツヨイグサの仲間も生えているので、幼虫も探してみたいと思います。』
なお、「ビロードスズメ」でなくて「ビロウドスズメ」ではないかと、昆虫目録データベース(MOKUROKU)で確かめましたが、「ビロードスズメ」でした。
《北陸自動車道のカルバートボックスの壁にとまっていたビロードスズメ 2020/07/11》
《北陸自動車道のカルバートボックスの壁にとまっていたビロードスズメ 2020/07/11》
《北陸自動車道のカルバートボックスの壁にとまっていたビロードスズメ 2020/07/11》
※ 今回の花は、庭で咲いている「クレマチス」です。フェンスにからませているので、蔓が曲がりくねっています。