やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

コオニヤンマ(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2020-07-20 17:28:22 | 昆虫類

ミズバショウ苑は小さな谷間に設けられ、幾段かに分かれています。その段差の斜面などに植えられた(?)シモツケに、オニヤンマではない黒と黄色の大きなトンボがとまっていました。とりあえず1枚。ズームで2~3枚撮ってから、角度を変えて撮ろうと動いたとたん、飛んで行ってしまいました(こんな時、もう少し慎重に動けばよかった、といつも後悔します)。

帰宅して写真を見ると、コオニヤンマでした。名前にヤンマと付きますがヤンマの仲間ではなく、サナエトンボの仲間です。サナエトンボ科の中で日本最大の種で、体の大きさに比べて頭が小さく、後脚が長いのが特徴です。(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/コオニヤンマ』参照2020/07/20)

『富山県のトンボ』(2004)によると、コオニヤンマは、富山県では1972年以来一時的に記録が途絶えていたものの、1982年に小矢部市で生息が確認され、現在では県下に広く分布して個体数も多いとのことです。ちなみに、私にとっては、見たのも写真に撮ったのも初めてで、もう少し慎重に撮ればよかったと改めて悔やんでいます。


《シモツケにとまっていたコオニヤンマ 2020/07/19》


《シモツケにとまっていたコオニヤンマ 2020/07/19》

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エゴノキタケ(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2020-07-20 12:53:04 | キノコ

梅雨時は、秋霖の時期に次いでキノコの発生が多い時期です。樹木園でもキノコはたくさん見られますが、同定ができないので、紹介できるものはわずかです。

エゴノキタケは「ひだ」が粗いなど特徴的な姿形をしているため、同定しやすいキノコで、エゴノキ属の枯れ木などに生えます。


《粗いひだが特徴的、エゴノキに生えたエゴノキタケ(赤で囲んだのはエゴノキの実) 2020/07/19》


《粗いひだが特徴的、エゴノキタケに生えた 2020/07/19》


《エゴノキタケの傘の表面の環紋 2020/07/19》

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