北陸自動車道に設けられたトンネルの入り口付近の壁に、大きな灰色っぽいスズメガの仲間がとまっていました。
後で、ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』でスズメガ科を調べると、シモフリスズメとエゾシモフリスズメのどちらかです。エゾシモフリスズメは、シモフリスズメと比べると「前翅真ん中付近の2本の黒スジや先端付近の黒スジが太くなる」とのことなので、写真のガはシモフリスズメのようです。(こんな微妙に違うことが生きものにとってどういう意味があるのでしょうか?…。)
ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/シモフリスズメ』によると(2020/07/30)、シモフリスズメはやや大きめのスズメガ科のガで、頭の先端が鋭角的にとがっているように見え、灰色の翅に不連続な褐色条がまばらに入ります。成虫は、昼間は壁や樹幹などに止まって寝ており、夜になるとホバリングしながら花から花へ蜜を吸います。幼虫の食草は、イボタノキ、クサギ、シソ、ネズミモチ、トネリコ、ノウゼンカズラ、キリ、ナスなど。
よほどこの場所が気に入ったのか、次の日(今日、2020/07/30)も、同じような場所にとまっていました。
《トンネルの入り口付近の壁にとまっていたシモフリスズメ 2020/07/29》
《トンネルの入り口付近の壁にとまっていたシモフリスズメ 2020/07/29》
《トンネルの入り口付近の壁にとまっていたシモフリスズメ 2020/07/29》
《トンネルの入り口付近の壁にとまっていたシモフリスズメ 2020/07/29》
《次の日も同じような場所にとまっていたシモフリスズメ 2020/07/30》
《次の日も同じような場所にとまっていたシモフリスズメ 2020/07/30》