2020/06/06のブログ『テングチョウ(幼虫)(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)』で紹介したテングチョウの幼虫を2匹、自宅に持ち帰って飼育していました。
そのうち1匹は06/27に薄褐色の蛹になり、07/06に(気づかないうちに)羽化していました。
残りの1匹は06/29に薄緑色の蛹になり、昨日07/07の夕方5時ころ、茶褐色の翅が透けて見えてきたのに気づきました。絶好のチャンスだから今回こそ「羽化の瞬間に立ち会わねば…」と、意気込んで観察していましが、日が暮れても羽化しません。それから延々と待ちましたが、実際に羽化を始めたのは日付が変わった翌8日の午前2時を過ぎてからでした。1分ほどで完全に蛹から抜け出し、ぐるぐる回転しながら翅を伸ばして5分後にはほぼ翅を伸ばし終えました。
私は、ほぼ完全な朝型人間。70数年の人生で、受験勉強でも仕事でも、徹夜したことは数えるほどしかありません。12時を過ぎてから寝ることも稀で、ふつうは9時から遅くても11時までに寝ています。それが、この日は午前2時半を過ぎてからの就寝。寝不足感の影響は1週間ほど残りそうです。
《翅が透けて見えてきている蛹 2020/07/07 16:56》
《成虫の姿全体が透けて見えてきている蛹 2020/07/07 21:23》
《成虫の姿全体が見えてきている蛹 2020/07/07 23:42》
《蛹から出始めたテングチョウ 2020/07/08 02:21》
《蛹から出てくるテングチョウ 2020/07/08 02:21》
《蛹から完全に抜け出たテングチョウ 2020/07/08 02:22》
《ぐるぐる回転しながら翅を伸ばしていくテングチョウ 2020/07/08 02:22》
《はぼ完全に翅を伸ばしたテングチョウ 2020/07/08 02:27》
※ 今回の花は、庭で咲いている「アガパンサス」です。アガパンサスは、南アフリカ原産のヒガンバナ科(アガパンサス科やユリ科とされることも)の半耐寒性多年草で、花期は6~ 7月です。