朝から晴天、今日の午前中は樹木園でゆっくり過ごそうと、8時前には駐車場に着きました。ところが、それほど写していないと思ったのに、またまた、またまた電池切れ。呆れてモノも言えません。カメラが使えないのに絶好の場面に出会うと悔しいので、1時間ほどしか経ちませんが家に帰りました。カメラなし、自分の眼だけで自然を楽しめないなんて、本末転倒です…。
あちこちからニイニイゼミの鳴き声が聞こえ、蝉の季節になりました。いつも見て回るヤマナラシの根元近く、朝陽を受けてヒグラシがとまっていました。近づいて写真を撮っても、逃げません。調子に乗って、日陰にして鮮明な写真を撮ろうと、太陽を遮るように動いて、逃げられてしまいました。あとで写真を見ると、一心不乱に樹液を吸っていました。
《ヤマナラシの根元近くにとまっていたヒグラシ♂ 2020/07/19》
《ヤマナラシの根元近くにとまっていたヒグラシ♂ 2020/07/19》
《ヤマナラシの樹液を吸っていたヒグラシ♂ 2020/07/19》
《ヒグラシ♂が根元近くにとまっていたヤマナラシ 2020/07/19》
※ 樹木園で思わず見上げた樹(き)の、いくつかです。大きな樹は、いいものです。何とも言えません。
「ミズメ」はカバノキ科の高木で、別名ヨグソミネバリ(夜糞峰榛)、アズサ(梓)、ミズメザクラ。枝を折るとサリチル酸メチル(サロメチール)の独特の香りがします。(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ミズメ』参照2020/07/19)ちなみに、天皇陛下御即位記念の500円硬貨に描かれた今上天皇の「お印」は、この梓(あずさ)です。
《ウワミズザクラ 2020/07/19》
《ダケカンバ 2020/07/19》
《ミズメ 2020/07/19》