Il film del sogno

現実逃避の夢日記

サウンド・オブ・サンダー

2006-03-21 06:12:00 | 日記
3/20(月)晴れ
寒が戻って冷える。
筋肉痛でつらい。

新宿厚生年金会館・大ホールにて
【サウンド・オブ・サンダー】鑑賞。
今週末から一般公開されるハリウッド大作の試写会である。
知人(妙齢の美人)より招待状を貰ったのである。
6:30の開演間際に着くと場内ほぼ満席。
松竹配給。
本国での興行は大コケ(プロダクションがつぶれたそうな)し、2年くらいお蔵入りしていたらしい。
ロハで見せてもらったので悪く言うのは本意ではないが、これは酷かった。

原作『雷のような音』は、レイ・ブラッドベリの短編。
タイムトラベルが可能になった近未来を舞台に、恐竜狩りを楽しむツアー客のほんの僅かの過ちが、人類絶滅の危機を引き起こすさまを描くSFパニックになっている。
原作の詩的イメージが全く伝わってこない。

監督はピーター・ハイアムズ。
この監督は「カプリコン・1」や「2010年」のような傑作も撮るが駄作も多い当たりハズレが激しい。
シュワちゃん主演の「エンド・オブ・デイズ」もなんだかピリッとしなかったな。

御都合主義のシナリオが第一の敗因。
クリーチャーやCGもチープに見える。

贔屓の名優ベン・ギングズレーには、もっと作品を選んでほしいもんです。

憮然として帰宅。
コメント
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