Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ナルニア国物語 ライオンと魔女

2006-03-24 01:39:00 | 日記
3/23(木)曇りのち晴れ
雨上がりの仙台を昼前に出て大宮へ。
所用を済ませ新都心。

コクーン内のMOVIXさいたまにて
【ナルニア国物語 ライオンと魔女】を鑑賞。8割の入り。
残念ながら原作未読。
人伝によると活字に忠実な映像化とのこと。
統一された色調と雄大なロケーション良し。
序盤の雪景色と終盤の春の景色の対比も美しい。
特筆すべきは、CGを駆使して作られたクリーチャー達(ケンタウルス・ミノタウロス・グリフォン・ユニコーン・フェニックスなど神話や伝説上の動物)が、あまた登場して、これは凄い。
巨大なアスラン(獅子)も迫力満点。
鬣の一本まで王者の威厳を全身から放っていた。
コメディリリーフのビーバー夫妻の愛くるしさ。
賛否あろう子役俳優のビジュアル面については、不満なし。(美形ではないが個性的である)
序盤、兄弟たちの疎開から、【あちら】の世界へ行くまで(タンスの設定)がまず良い。
舞台が完全にナルニア国に移ってしまうと徐々に無理が出てくる。
物語の進行が大味な展開になってしまう。
ふつうの子供が、一軍率いて闘うか?
安直にアスランも生き返ってしまう。
しかし、それは言わない、言ってはいけないお約束。

原作者はキリスト教の神学者だったな。
アスランはイエスで魔女をパリサイ人と置き換えると、キリストの受難と復活をファンタジーとして描いたとも考えられる。

イギリスでは知らぬものがない古典だそうで、そのあたりの素養があればもっと楽しめたのかもしれないが・・・。
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足ツボマッサージ

2006-03-24 01:10:00 | 日記
3/22(水)晴れ
早朝より山形へ。
関東に比べればまだ冷える。
遥かなる連峰の冠雪を眺め、東北の遅い春を想う。
昼食には定番の蕎麦。うまし。

夕刻、仙台入り。
宴席あり。隠れ家のような居酒屋で密談。
定宿にしているホテルから、出来心でマッサージを呼ぶ。
若い男性が程なく部屋へ来て、30分、至福の時間。これは癖になりそう。
『一日5~6人のお客さんを捌くのがやっとですね。いやぁ、この商売、腰にきますよ。腰痛は職業病ですね、はは』
32歳、東京は調布の出身、元学習塾講師で中国留学の経験もあるインテリマッサージ師の半生は興味深い。
休憩時間には仲間同士で按摩をしあうそうな。

業界話も面白かったのでチップを進呈。
矜持と含羞を帯びた笑顔が良かった。
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