Il film del sogno

現実逃避の夢日記

くじけないで/失踪者

2013-12-02 00:56:05 | 映画
12/1(日)晴れ
はや師走。快晴。愛犬の散歩で一日がスタート。朝食後に近所のシネコンで邦画を鑑賞。中高年中心に20名程度の入り。松竹製作。最近流行の老人映画である。コンスタントに新作を発表する監督は既に中堅である。若い割りには安定感抜群の作風。まぁうまいですね。八千草薫は永遠の少女であろう。武田鉄也の過剰演技が鼻につく。贔屓の黒木華は出番こそ少ないが相変わらず好印象。インドアでひと汗流して一旦帰宅。愛犬を連れて緑地公園とドッグランで1時間の散歩。夕方からバイクで高円寺へ出張る。床山と早目の夕食を40年近く通っているレストランでとる。その後に駅近くの小劇場で知人出演のお芝居を鑑賞。6年ぶりに再演された演目はフランツ・カフカの未完の長編小説が原作。あの不思議な迷宮のような話が舞台化できるものか。起承転結のない夢のような内容であったが不思議と退屈はしなかった。終演後に演出家と高名な女流漫画家と主演男優の3名でトークショウあり。『目標はあるがそこへ到達する手段がない。道だと思っていたものは戸惑いである』40歳そこそこで若死にしたチェコ生まれのユダヤ人作家の警句である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする