Il film del sogno

現実逃避の夢日記

オマールの壁

2016-05-17 23:59:33 | 映画

5/17(火)雨後曇り 上司二人が休みで火急の案件もなくのんびりとした一日。日中はずっと雨模様。午前と午後に一コマづつの研修。昼に中華。アサリのラーメンを食す。定刻退社して新宿で途中下車。シネマートにてパレスチナ映画を鑑賞。一部で大変評判になっており、連休中には小さな小屋が満席となり見れなかった演目。小屋を変えて大きくした途端に集客が落ちて300ある座席が2割も埋まっていなかった。常に銃口に狙われ、周囲を見上げる壁に囲まれ、友人や恋人と会うことも命がけであることの日常。それはパンを焼いたりデートをしたりTVを見ることと同じ日常でもある。蛇蝎の如く憎み合う相手にも妻がいて幼稚園への送迎が必要な子供もいる。音楽が全くなく、生活音が印象的であった。戦時という環境でも誰もが送る青春、そして芽生える清冽な恋愛を描いたまぎれもない傑作。カフェで一服して雨上がり雑沓を縫って帰路に就く。

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ヘイル、シーザー!

2016-05-17 00:39:31 | 映画

5/16(月)晴れ

快晴の週明け。御前会議が午前中にあり、バタバタ続く。プレゼンターとして案件説明。どうにか認可され一安心。役員を含めた同僚5名とぬるい中華のランチ。午後はダラダラと調書作成。2時間半の残業をして池袋で途中下車。ロサ会館でコーエン兄弟の新作を鑑賞。観客4名と超閑散。これだけのキャスト、贅をつくしたハリウッド内幕モノに集客力がないのが魔訶不思議。単純なミステリー・コメディーのように宣伝されているが、これは当時(1950年代)の時代背景を考えないと楽しめないかもしれない。それにしても相変わらず皮肉が効いている。映画文法やその効果を知り尽くしている監督らしい佳作だと思ふ。終演21:30。裏通りをブラブラと1時間かけて徒歩帰宅。

 

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