Il film del sogno

現実逃避の夢日記

蜜蜂と遠雷

2019-10-06 13:01:38 | 映画
10/5(土)晴れ
猛暑の週末。気温は30度を超える夏日。愛犬と朝の散歩に出るも陽射しの強さに参った。午後から外出、渋谷からバスに乗って松陰神社前まで。めざす店舗はコの字カウンター12席、夫婦で運営する街のラーメン屋である。先日、芝居鑑賞と宴席を共にした店主を訪ねる。つけ麵(中)700円也。麺はシコシコしているが、魚介スープは少々パンチ不足を感じた。店主は奥の厨房におり接客は夫人が担当。ふたり元気がない様に感じられるのは年内閉店を知っているからか。最後に一言挨拶して帰路に就く。夜は近所のシネコンで昨日から公開の邦画を鑑賞。恩田陸の同名小説は既読。開巻10分で佳作の予感。清澄な画面構成と端正なカット割り。ピアノコンクールを描くわけであるからサウンドトラックは最重要であるが、その完成度も素晴らしい。監督の前作≪愚行録≫も大いに感心した記憶あり。【新人監督とは思えない乾いた演出。色調が凝っているなと感じて調べたらポーランド人のカメラマン。丁寧なスタッフワークにも感服した。更には役者が各々適役。】と2年前の日記にある。映像と音響の饗宴。そして神から天賦を与えられた天才たちの苦悩と葛藤、そしてその超絶技巧は圧巻の一言。松岡茉優は大女優の風格。新人の鈴鹿央士が適役なのには驚いた。大満足で帰路に就く。
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ジョーカー

2019-10-06 12:52:41 | 映画
10/4(金)雨後晴れ時々曇り
出勤時に最も強い雨に降られる。午前中には上がって蒸し暑い夏日。今年は秋の訪れが本当に遅い。昼に程度の定番の中華。おすすめ麺(醤油味)にはオクラが乗っていた。これはミスマッチだろう。夕刻、座席移動あり。末席を確保するも出口からやや遠くなる。定刻退社して池袋で途中下車。グランドサンシャインにて本日初日の米国大作を鑑賞。下馬評ではオスカー最有力だとか。一番でかい小屋が若年層層で8割越えの入り。ご存じDCコミック・バットマンの宿敵の誕生譚。一言で云うと暗いお話である。派手なドンパチやSFXがあるわけでもなく、可哀想な生い立ちの少年(青年)が悪の化身になってい行く様をこれでもかと描く。ほぼホアキン・フェニックスのワンマンショウ。もとから狂気を演じさせると際立つ曲者役者であるが、面目躍如。作品賞は措いて主演男優は堅いとみた。
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死蔵預貯金

2019-10-06 12:51:53 | 日記
10/3(木)曇り
終日課題なく退屈な一日。昼にちゃんぽん。10月に入って新メニューとなったが、それは増税の蓑であろう。コスパの良かったサービスメニューがなくなってた。奉公先の近くにある郵便局で残高確認。10年ほうっておいて金利が200円ですと。退職金の運用を如何にすべきか、これは今後の課題である。定刻退社して自宅最寄りのスーパーのイートインで甘味・喫茶と読書。
 
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送別パワーランチ

2019-10-06 12:50:53 | 日記
10/2(水)晴れ
他部署へ異動する同僚と昼食(中華)を共にする。3,300円の出費。満腹の腹をさすって午後は睡魔と戦う。定刻退社してまっすぐ帰宅。愛犬と散歩して自宅でバレーボール(男子・日本VSポーランド)を眺める。勝敗が決まった前後で意識混濁。気が付けば深夜である。明け方不吉な夢を見て右足のキックで小指をシタタカ打ち付ける。
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こどものおばさん

2019-10-06 12:50:18 | 演劇
10/1(火)晴れ
月も替り期も新らたに。親会社は社名変更で奉公先のロビーは胡蝶蘭の品評会の如し。昼に凶暴なフライランチ750円也。増税により20円の値上げ。午後も定期提出物のやり直しやらリストの更新やら。夕方近く悪友から演劇鑑賞のお誘い。されどチケットは勝手に入手しろとのこと。まぁ小劇団の当日券など並べば必ずとれると℡すると案の上好感触。定刻退社して下北沢へ。劇団ふくふくや、初体験。なるほど座付き作者を兼ねる主演女優の個性が際立つ。客演に万年少女の熊谷真美。設定は過激だがストーリーは王道の人情コメディー。後半のダレと男優が惜しい。木戸銭4,500円也。料金分は楽しめた。終演後、同僚人脈の男女3名と合流懇親。私大教授とインテリ主婦とラーメン店店主という異色の顔合わせで9割以上は教授の持論開陳であったが最終電車まで居酒屋で談論風発。午前様の帰宅にも拘わらず愛犬と深夜の散歩を敢行。
 
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ホテル・ムンバイ

2019-10-06 12:49:27 | 映画
9/30(月)晴れ
5時起きしてサンドイッチの弁当作り。出勤して期末最終日の雑用を少々。転出する部内の同僚と旧同僚4人で仲良しランチ。送別・定年・還暦・誕生などを兼ねた小宴となる。午後は半休取得。池袋シネマ・ロサにて豪州映画を鑑賞。実話を基にしたサスペンスアクション。舞台はインド。テロリストが占拠した宮殿のような五つ星ホテルからの脱出劇。文字通りグランド・ホテル形式だがキャラの書き分けも上手く、テロリストサイドのエピソードもあり。宗教・人種・貧富も織り込みドラマとしても一級品。これは大変な拾い物でありました。帰宅してサモアVSスコットランドを鑑鑑賞。アイルランドに大敗したスコットランドが、ロシアを圧倒したサモアを零封。これは両国と戦う日本の戦略が楽しみ。
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惡の華/誕生パーティ

2019-10-06 12:48:52 | 映画
9/29(日)晴れ
7:00起床、愛犬と散歩・朝食。近所のシネコン9:30開始の邦画には若年層中心に30人弱と閑散。 一昨日観た宮本から君へ同様 コミックの原作あり、更にはアニメ化もされていたようだが未読・未見。こちらも青春陰画を描いてコアなファンがいるのでありましょう。監督は何と【あの】井口昇である。初のメジャー作品ではないか。自他ともに認める変態監督ではあるが、その特異な才能を評価する玄人筋は多い。ご多分に漏れず自分も[片腕マシンガール]に仰天しクチである。その天真爛漫なキャラクターの反面、なかなかどうしてシタタカなフィルムメーカーであると思ふ。鬼才の手にかかると陰惨で鬱屈する10代の性衝動やイビツな男女関係さえも、デフォルメされたエロチック・コメディとなる。美少女の怖さを最も知る(愛する)からこその快作。終演後、ジムで1時間のエクセサイズ。夕刻、親族の小僧・娘やってくる。一同うち揃って高級回転ずしにて豪華晩餐。帰宅して甘味と喫茶。リクエストしたプレゼントの品々(靴・鞄・ベルト)を頂戴する。実用品ばかりだが、この勤労アイテムであと5年は働こう。
 
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日本VSアイルランド

2019-10-06 12:48:03 | 日記
9/28(土)晴れ時々曇り
10月近いのに妙に蒸し暑い。陽が差すと残暑もあり。愛犬と散歩、朝食後に庭木の剪定(後半)を敢行。午後は予定を変えて我が仔と留守番。夕刻歯科にてブリッジの更新完了。夜はラグビーワールドカップをTV観戦。結果は番狂わせの大金星。その正々堂々勇猛果敢なる戦いっぷりに滂沱の涙を流す。俄ファンではあるが、本当にラグビーは奥が深い。面白い。
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宮本から君へ

2019-10-06 12:47:31 | 映画
9/27(金)晴れ
単調なる一日。右膝の痛みが抜けない。昨日より湿布を施す。昼に毎度のルーローハン。定刻退社して池袋で途中下車。シネマサンシャインにて本日封切の邦画を鑑賞。若年層中心に3割強程度の入り。コミックスの原作、先行して深夜ドラマあったようだが未読・未見。予告編だけみるとボーイズ・オン・ザ・ランを彷彿とさせるダメ男の成長(恋愛)譚かと思ったが、当たらずと云えども遠からず。日記を紐解くと監督・真利子哲也の前作(ディストラクション・ベイビーズ)は年度(2016年)最高の収穫とある。 しかし、生身の人間(役者)が発する力強いセリフの熱量が凄い。破天荒な主人公とその彼女演じ切った池松・蒼井も天晴だが、ふたりの受けに廻った井浦新や一ノ瀬ワタルなどの脇役陣も褒めるべきだろう。2時間半の長尺が全く気にならず、テンションを維持したままラストまで。エンドロールの楽曲もベストマッチ。幸福な週末体験をした。
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定年式/ある船頭の話

2019-10-06 12:46:52 | 映画
9/26(木)晴れ
11:30人事の部課長、営業役員、部長に囲まれセレモニー。経歴紹介で結婚式以来のヨイショをされる。かつての同僚によるエピソード紹介に苦笑。記念の盾と退職金明細を頂戴する。記念撮影でお開き。昼食会を謝絶して午後半休で退社。池袋にて特殊ミッション。山梨出身の巫女の宣託を聞き少々後悔する。遅い昼食は北口の中華料理店で 山椒と唐辛子大層辛い 麻牛刀削麺と半チャーハン。夕刻、新宿へ移動して武蔵野館でオダギリジョー初監督作を鑑賞。中高年層中心に6割超えの入り。いかにも単館アート系の作風。低予算ではあるがスタッフが一流であることは細部へのこだわりでわかる。クリストファー・ドイルの撮影は無論、そもそもロケーションが素晴らしい。お話は時代から取り残されたような船頭の日常。淡々と櫓を操り質素に暮らす滅びゆく老人。橋の上での乱闘や水中での幻想シーンがコントラストとなっているが、全体に地味な内容である。静謐な映像美と純朴な人間関係。これぞ映画の醍醐味かも。
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雀鬼決定戦

2019-10-06 12:46:14 | 日記
9/25(水)晴れ
早朝、人事情報入手。我が舞台は草刈り場か?ランチは鶏からチリソース丼とハーフちゃんぽん。880円也。定時退社して旧同僚と四角い卓で一戦。半荘3回、対面の馬鹿ツキを阻止できず映画一本分の負け。それにしても10年ぶりの対戦は実に楽しい。10時前には帰路に就き、ずっと留守番をしていた愛犬と散歩。
 
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HELLO WORLD

2019-10-06 12:44:51 | 映画
9/24(火)晴れ時々曇り一時雨
HUMAXにて先週末から公開の邦画(アニメ)を鑑賞。場内若年層中心に20名程度と閑散。メガヒットしたアニメがまだ隣の小屋で絶賛上映中。予備知識がなかったことが幸いして先入観なく楽しめた。使い古された感のあるタイムトラベル・バーチャルリアリティーものであるが、メインテーマは淡い青春・恋愛ドラマであろう。巨大システムに関連する幾つかの展開に説明不足あり。それはこちらのおつむ(理解力)の問題か。さすがにラストの捻りにはニンマリしたが、これは単なるサプライズを狙ったオチともとれる。人気若手俳優をVCに起用している割には興行は不調か。色々書いたが結構楽しめました。
 
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アイネクライネナハトムジーク/見えない目撃者

2019-10-06 12:44:14 | 映画
9/23(月)晴れ時々曇り
連休最終日。午前中から映画とジム。近所のシネコンで観た邦画は伊坂幸太郎の短編小説の映像化。小説のファンか贔屓役者目当てか場内8割越えと盛況。作者らしい人と人との出会いや成長を描いた連作(群像劇)だが、エッセンスは良く抽出されていたように思ふ。宣伝文句に[伊坂幸太郎X斉藤和義]とあり。本作の為に書下ろされた主題歌良し。多部未華子嬢見たさの鑑賞であったがノーマークであった森恵梨佳嬢がすこぶるよろしかった。この監督は役者の自然な演技を引き出すのが上手い。レーン規制されているジムのプールでは水中歩行を40分。帰宅、夕食、散歩のあとに隣町のシネコンで本日2本目の邦画をレイトショウ鑑賞。観客10名前後と閑散。ネットの高評価通り、良くできたサスペンス・スリラーでありました。オリジナルは韓国、中国でもリメイク(両作とも未見)されたそうだが、重力ピエロやリトル・フォレストを演出した森淳一は意外や器用な職人監督なのだな。類似作多い猟奇連続殺人(エグイ描写あり)モノであるが、色調よく、わんこを含めた脇役陣の配置とキャラを立たせたシナリオに感心。吉岡里帆の代表作となるだろう。
 
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山仲間への弔問

2019-10-06 12:43:33 | 日記
9/22(日)晴れ時々曇り
朝からルーティン作業。10:00に家を出て練馬駅まで徒歩移動。カフェで一服して帯同者を待つ。仲間と合流して井荻のファミレスで昼食。徒歩移動して先月がんで亡くなった知人宅を弔問。豪邸には同年代の主人ひとり。笑顔の遺影に合掌・焼香して1時間故人を偲んで雑談。ひとつ上の姉さん女房を亡くしたご主人は憔悴した様子。傍らには生後半年と云う子猫が無邪気にじゃれていた。夜は賞味期限6ヶ月を経過したカップ麺に手を加えて美味しく頂く。
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ランチ招待/アド・アストラ

2019-10-06 12:42:53 | 映画
9/21(土)曇り時々晴れ
8時起床。愛犬と散歩にて近所のスーパーでお買い物。ハンバーグと付け合わせに人参のグラッセとマッシュポテト、パスタサラダとクラムチャウダースープ、ガーリックトーストなどをサクサク仕込んで、トイレ・床掃除もテキパキ終わらす。 13:00ちょうどにかつての部下がやってきた。18:00まで談笑。昔話に花が咲く。同僚とはいえ上下利害関係のない友人の如し。楽しく長いランチタイムでありました。夜は近所のシネコンにてブラピの新作をレイトショウ鑑賞。時間帯もあり場内3割強といったところか。聖林お得意の壮大なスペースオデッセイものかと思いきや(もちろんSFX満載)哲学的、内省的なオイディプス(父殺し)ものであった。これには意表を突かれ、かつ痺れた。舞台設定が大掛かりなだけにテーマが難解なように感じられるかもしれないが、人心の葛藤をインナースペースと考えれば、その対比が素晴らしい。深く心に刻まれた一作。
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