Il film del sogno

現実逃避の夢日記

フェイブルマンズ

2023-03-04 21:47:09 | 映画
3/4(土)晴れ
7:50起床。兄弟分と散歩、ファミレスで朝食、隣接するシネコンで昨日から公開の洋画を鑑賞。11:00の上映回には8割超の入りと出足好調。史上最も金を稼ぎ集客したフィルムメーカーの自伝的作品。20代で聖林の寵児となった伝説の人物の生い立ちや諸作は語る必要もあるまい。1975年公開の≪ジョーズ≫の衝撃は忘れ難い。以降、全作を公開時に劇場鑑賞しているが長きにわたってエポックメーキングな作品をこれだけ量産している製作者はいないだろう。前半・中盤はお約束通りに幼少時代の初劇映画体験と与えられた8ミリを駆使してのアマチュアカメラマン兼監督の奮闘。偶然カメラが捉えた母親の不倫シーンに悩み、自分をいじめたガキ大将の肉体美はありのままに捉える。神童は早くも映像(実像と虚像)の怖さと威力を思い知るのだ。ユダヤ人と云う出自同様に技術者の父とピアニストの母からの影響(血統)が深く描かれ、エンドロールには両親への献辞がある。存命中では描くことが憚れた事情もあったのだろう。架空の「フェイブルマン一家」に置き換えたフィクションではあるが、極めて個人的な内幕モノを普遍性にまで高めたのは、さすがスピルバーグ。大いに満足して帰路に就く。一旦帰宅して再度の散歩。夕方からジムでエクセサイズ。目標体重まで750g、血圧上100下80。夜は自室でひたすら読書。
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1 コメント

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カミンスキーさん (まっき~)
2023-03-05 09:38:32
スピルバーグの映画史上、最も洒落たラストシーンだと思いました。
なりきりリンチさんもお茶目でよかったです笑

昔ほどの集客力はなくなったのかもしれませんが、自分は過去作より、カミンスキーと組んで以降のスピルバーグのほうが好きだったりします。
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