父七回忌

7/15(日)曇り時々晴れ一時雨
深夜の2時間ほどの仮眠で目が覚める。午前2時。唐突に床掃除を始める。朝風呂に入り、朝食を摂って５：４５愛車に乗って自宅出発。関越道で上越を目指す。距離３００㌔所用時間４時間、１０時前に菩提寺到着。三々五々兄弟姉妹甥姪集まる。父の法要と兼ねて祖母の５０回忌、実姉の三回忌も執り行う。８０歳を超える老住職による講話と読経。墓前で黙祷と焼香。精進料理を振舞われるが箸だけ付けて早々に撤収。駅前の中華料理店の二階に移動。総勢３５名。兄弟姉妹その連れ合いと子供たちのみでこの人数。壮観なり。欠席５名。三十路を越えた姪から未就学の甥まで年齢のレンジも広い。勤めを辞めた者、一流大学へ進学した者、大怪我をした者、子供の生まれた者・・・。２時間の昼食会で賑やかな近況報告が乱れ飛ぶ。１４：００解散。帰路は渋滞で１時間ほど遅れ１９：００帰宅。愛犬をペットホテルへ迎いに行く。持ち帰った精進料理で夕食を済ませ、居間でそのまま就寝。さすがに疲れた。

ヘルタースケルター ／苦役列車

7/14(土)豪雨後晴れ時々曇り
深夜までうたた寝。明け方未明の豪雨が凄かった。早朝のインドアで白球を叩き、シネコンで９：００開始の邦画を鑑賞。本日初日。お騒がせの主演女優久々の銀幕登場と云うことで結構な混みよう。色彩感覚の優れた写真家出身の女流監督と手堅い豪華脇役陣のお陰で文字通り体当たりの演技が映えておりました。次回作は生活臭ぷんぷんの普通の役なんぞ観てみたい。一旦帰宅して有楽町へ。１３：３０開演のこれも初日の邦画を丸の内東映で鑑賞。監督と主要キャストの舞台挨拶付き。原作は芥川賞を受賞した貧乏ったらしい私小説。既読。集客を狙って原作にないヒロインをＡＫＢから引っ張って来たが、こちらも若手育成に実績のある監督と実力派の男優ふたりに守られて上手く纏まっていた。しかし、およそ映画の題材にそぐわない原作を良くソツなく描いたものである。監督の演出と主演男優の力量でありましょう。帯同者とワンコインで食事をして喫茶をして別れジムで遠泳をして帰宅。仮眠をして深夜の清掃に勤しむ。慌ただしくも充実した連休初日。

宇宙戦艦ヤマト2199第二章・太陽圏の死闘

7/13(金)曇り
奉公先の創立記念日で半ドン。昼までシコシコ仕事をして12：00退社、新宿へ向う。13：00悪友たちと毎度の雀荘で半チャンを5回。戦績芳しからず。17：40新宿ピカデリーで74年製作ＴＶアニメのリメイク鑑賞。映画→ＤＶＤ販売→デマンド放映→ＴＶ放送という変則なリリース方法。当時の放送を観ていた小僧達が立派なクリエーターになって良い仕事をしている。古典的名作であるオリジナルにリスペクトを捧げつつ最新技術を駆使した作画に瞠目。あの主題歌は血沸き肉躍りますなぁ。大満足で劇場を後にしてジムでエクセサイズ。定期身体測定で前月比1ポイント減。早目に帰宅して愛犬と遊ぶ。

グスコーブドリの伝記

7/12(木)曇り時々雨
九州の方では大変な豪雨とか。梅雨の断末魔かいな。終日事務所で机上の処理。夕刻、懸案事項の鳩首会議。定刻より30分遅れて退社し新宿で途中下車。ピカデリーでは先週末から宮沢賢治原作の童話アニメが公開。観客10数名。若年層のアベックが何組か。同じくますむらひろしの猫キャラクターで30年近く前に同じスタッフの手による≪銀河鉄道の夜≫を観たのも新宿ではなかったか。あの時のデートの相手はいまだに我が家に鎮座まします。昭和初期に発表された原作童話は10代の頃（賢治に少し傾倒した時期あり）読了。絵は綺麗でありました。最新のデジタル技術は主人公が彷徨う異界を怪しく現出していた。心地よい色調とテンポに何度か意識が遠のいた。原作に忠実にあろうとすると失敗する。少し展開にアレンジを加えなければいけないのではなかったか。それとも平素我々は刺激的な映像に慣れ過ぎているのかもしれない。突然雨が降り出した新宿の雑踏を抜けて地下鉄で帰宅。

スープ ～生まれ変わりの物語～

7/11(水)晴れ
晴れ間が続き気温も上昇。早朝から土壌汚染対策会議に出席するため都内某電機メーカーで打ち合わせ。六価クロムとは懐かしい。昼食に冷しキツネを独り啜る。午後は新橋にある旧同僚の再就職先を訪ねる。齢５９だそうな。還暦前後でも若々しい。定刻退社して有楽町で途中下車。スバル座では七夕から渋い邦画がかかっている。水曜日はレディースデイだそうだが集客にさしたる影響なく3割程度の閑散たる入り。お話は良くある≪天国・生まれ変わり≫モノである。低予算（であろう）の割には新旧取り混ぜた豪華キャストでありました。父娘の親子関係が、終盤は色調が変わって捻った青春モノに着地する。今後が楽しみな若手の競演が楽しめた。シネコンは詰らんタイムスリップものなど早々に打ち切ってこうした演目をかけるべし。ウェルメイドな佳作也。これは拾い物でありました。足取りも軽く日比谷公園を散策し地下鉄に乗って早目の帰宅。

ベル・鈴・凛々

7/10(火)晴れ
梅雨明けが近いことを思わせる快晴。午前中はグループミーティング、午後に保険屋さんの来客ひと組み。珍しく1時間の残業をする。これで予定が全て狂った。同僚と埼京線に乗り合わせ途中下車の機会を失い池袋まで。繁華街を徘徊。結局地下鉄ひと駅分を歩き、カフェで2時間の読書。帰宅してＴＶニュースで往年の大女優の訃報を知る。享年95。大往生ですな。

鱧と鰻の会

7/9（月）晴れ
梅雨明けを思わせる夏空が広がる爽やかな朝。午前中打ち合わせ、外出して田町で商談。学生街の呑み屋で鰤のアラ煮定食の昼食。午後は資料作成。18時退社して御徒町へ向う。店舗は駅からほど近い料亭割烹。かつての職場のメンバー4名と飲食歓談。35歳、不妊治療を続けていた同僚が御懐妊。来年1月出産予定でまずはめでたい。季節外れの鍋の具は松茸と鱧。その他、巻貝、卵豆腐、カニしゅうまい、そして〆にうな重を胃の腑に納めて久々に満腹。山手線を半周して地下鉄に乗り換え早目の帰宅。愛犬と居間でうたた寝をして朝を迎える。

あれやこれやの日曜日

7/8(日)曇り時々晴れ
9時覚醒。メジナのソテーでサンドイッチを作り朝食とする。昨日に続き愛犬をペットホテルへ。お試し二日目で1時間のステイ。小さなゲージの中には育ちの良さそうな純血愛玩犬が犇めき合う。我が子は心持か寂しそう。行きは自転車、帰りはお散歩。2時間かけて自室の整理清掃をする。衣類と本が捨てられない。えいやぁと紙袋に５０冊ほど詰めて駅前のブックオフへ持ち込む。売価3,900円也。贔屓作家の古い短編集を3冊買ってサ店で読書。ジムでエクセサイズ、買い物をして帰宅。夜はTVでディズニーアニメを鑑賞。劇場鑑賞時の感動が蘇る。実に良く出来ている。自室に籠って更に書棚の整理をする。生涯にあと何冊読めるだろう。年間100冊として余命20年として2千冊ほどか。しかし昨今は読んだ端から題名さえも忘れる耄碌ぶり。そろそろ選書を決めて再読に徹した方が良くはないか。

崖っぷちの男

7/7(土)雨
終日雨の七夕。明け方就寝、8時起床。インドアで体をほぐす。次いで愛犬を連れて近所のペットホテルへお試し体験。15分ほど預かってもらい様子をみる。内弁慶で外面の良い我が子はちんまりゲージでおとなしくしていたそうな。農協で花壇に飾る鉢植えを購入4種8株で960円なり。午後は近所のシネコンでサム・ワーシントン主演のアクション映画を鑑賞。観客は2割程度。公開館数多いのはディズニー製作だからか。まぁ悪くはないのだけれど、少し御都合主義が過ぎるし、リアリティに欠けるシーンもあって鼻白む。類似作品も多いので肝心の展開も容易に読めた。ジェネシス・ロドリゲスに着目。この娘は化けるかもしれない。ジムで遠泳をして買い物をして帰宅。夕食は先日釣ったイサキのフライ。新品の炊飯器導入。水加減が難しい。レイトショウの予約をするも居間で寝過して目覚めれば深夜3時。やっちまったぜ。

少年は残酷な弓を射る

7/6(金)曇り
居間でうたた寝して気がつけば明け方の5時である。朝風呂に入って平素より30分早く家を出る。品川から新幹線で掛川まで。レンタカーを借りて午前・午後と取引先を廻るゆるい出張である。昼に桜エビの天丼。天竜川を眺めて観光気分。夕刻帰京。有楽町で途中下車して日比谷シャンテで英国女流監督リン・ラムジー10年振りの新作を鑑賞。観客30名程度。お上品なＯＬの単身者多し。ジグソーパズルのピースのように散らばったシークエンスを繋げた家庭劇。と、云うよりは【悪魔】の我が子に翻弄される母親を描いたホラーである。ティルダ・スウィントンといえば【コンスタンティン】の堕天使ガブリエルが最も印象に残っているのでこのキャスティングは意味深長である。しかし、リレーで繋いだ子役たちが素晴らしく怖い。編集は映画の醍醐味のひとつであるが、時系列を変えるだけでこれだけのサスペンスを演出できるとは。ラストが少ししっくりこないが、それは瑕僅である。救いのない後味の悪さも俗世の理不尽さの象徴であろう。外に出ると小雨が降り出した。ジムでエクセサイズをして定刻帰宅。

ベルフラワー

7/5（木）曇り時々晴れ
昨日に引き続き早朝より直行。満を侍して臨んだ会談は相手との温度差もあり少しゆるい結果に。午前中は弛緩してサ店で読書。午後はダラダラ事務処理。定刻退社して渋谷で途中下車。シアターＮにて米国インデペンデント作品鑑賞。試写室のような小屋に観客２０名程度。都心勤めのメリットを感じるのはこのような演目にあたった時である。数日前、Ｎｅｔで最も信頼するブログ主が大絶賛していた。映画オタクの自叙伝的な内容。およそエンターテイメントからはかけ離れた造りと内容。特殊なフォーカスが捉える生々しくも滑稽な描写。それは孤独な主人公の虚妄か白日夢のようである。個人的な怨嗟や愛欲を芸術作品に昇華出来る者を天才と呼ぶ。その真価を次回作で確認したい。雑踏の繁華街や裏道を小一時間逍遥して地下鉄に乗って帰宅。

プレイ－獲物－

7/4(水)曇り後晴れ
早朝から田町の関連企業を訪問して商談と云うよりヒアリング。昼にカツカレー。重くなった胃袋を抱えて午後は睡魔と闘う。定刻退社して渋谷で途中下車。ヒューマントラストでは無名監督・役者によるフレンチ・ノワールがかかっている。観客10数名。ここ数年『すべて彼女のために』や『96時間』など、かの国のアクションものには秀作多し。本作も【刑務所】もののバリエーションで三つ巴でストーリーが転がって前半はそこそこ見せる。後半から終盤のもたつきが惜しい。展開にも無理があり安手のドラマのようになったのは残念。渋谷の裏通りを散策して帰宅。

パワーランチには程遠い

7/3（火）曇り後雨
曇天模様の梅雨空。午後から降ったり止んだり。終日事務所で打ち合わせと資料作成。打ち合わせが昼にかかりビル一階のコンビニで弁当調達。名ばかりの貧弱な幕の内を咀嚼嚥下して意気上がらず。これは少し酷くないかと口を開きかけてレシートの料金を見直す。安かろう悪かろうで文句も云えまい。夕刻、悪友が背後に立つ。気配を察して定刻撤収。毎度の新宿の店舗で宿敵が揃うのを待つ。19：00戦闘開始。初回から目の覚めるような配牌。以降、ツキに恵まれここぞの勝負に概ね競り勝つ。運が良い時ほど謙虚たれ。沈着冷静、沈思黙考して打ち回して連勝記録を伸ばす。早目の規定回数を終えて雨上がりの帰路を足取り軽く帰宅。

ただ君だけ

7/2(月)曇り時々晴れ
蒸し暑くなりそうな週明け。午前中に港区の電機メーカーへ打ち合わせへ。昼食に帯同者と寿司を喰う。午後もお取引様を巡回し夕刻帰社。珍しく1時間ほどの残業をして新宿で途中下車。ピカデリーでは先週末から公開された韓国の純愛ものがかかっている。観客20名強。そういえば最近、韓流って聞かないな。テンプレートは正統派のラブストーリー。過去のある孤独な男と障害のある女。教科書にしたいくらいの盤石な設定と展開、そしてエンディング。これはそうした揺ぎ無いフレームと粗野と無垢を演じきった主演男女優の魅力に尽きる。演出やプロダクションデザインも丁寧で韓国の映画偏差値の高さが窺い知れる。綺麗に決まり過ぎているのが瑕僅であるが、それが映画、である。大満足で新宿の雑踏を縫って帰宅。

臨場 劇場版

7/1（日）曇り後雨
魚の下処理を終えて愛犬と入浴。午前零時を過ぎて、近所のシネコンまで愛車を走らせる。スーパーレイトショウで昨日公開の邦画を鑑賞。短編集の原作は読了済み、ＴＶシリーズは未見。東映・テレビ朝日のダッグ。う～ん、これは２時間ドラマの悪しき延長にしかなっていないな。原作の美点を活かしきれないシナリオが悪い。主演男優初め脇役陣も熱演しており、演出も悪くないだが、風呂敷を広げ過ぎて説得力に欠ける。終盤疲れもあり少し意識朦朧となる。帰宅して明け方就寝。明けて雨の日曜日。降雨小休止の合間に垣根の剪定をする。脚立を連ねたにわか足場に乗ってハサミを操り素人庭師。夕刻、ジムでエクセサイズ。買い物を済ませて帰宅。夕餉は刺身・焼き物・煮物・フライ・カルパッチョとイサキづくしの豪華献立。釣人・調理人の自己評価は○◎△◎○。