おさんどんの連休最終日

8/15(水)晴れ
終戦記念日である。だからと旧懐に浸ると云う事もないのだが。名画座で古い邦画でも観ようと思っていたが、外出する家人から留守番を頼まれる。愛犬と遊んで床磨きと冷蔵庫の清掃をする。汗だくである。朝食に枝豆とアボガドとブロッコリーを使ったスペシャルサンド、昼食に冷凍おはぎ、夕食に付け合わせに凝ったハンバーグを作る。家事おさんどんに追われた幸福な休日。

九十九里のビーチバレー

8/14(火)曇り時々雨

毎年恒例のイベント参加の為に５時半期起床。昨夜のうちに大量のサンドイッチを作成。中野に住む帯同者を拾って東関東・東金道路経由で目指す国民宿舎へ。９時到着。曇天、時折は激しい雷雨あり。ネットも張らず我が持参したタープに避難してバーベキューなどをチマチマやって時間をつぶす。雨雲の間隙をぬって円陣パスを３０分。あとは昼寝をしたり波際で遊んだり。宿舎の風呂に入って午後３時撤収。断続的に渋滞する首都高に乗って６時半には帰宅。やれやれ、何をしに行ったのやら。

カキ氷は宇治金時に限る

8/13（月）曇り時々晴れ
蒸し暑い。遅めの起床でインドアで白球を打ち、少し遠くのスーパーまで食材を買いに行く。平日の地下食糧品売り場は結構な混雑である。こじゃれた洋菓子屋でフラッペを賞味。物置からキャンプ用具を出して大汗かいてメンテナンスをする。夜はひたすらサンドイッチを作る。明日は曇天・雨も降るそうな。

桐島、部活やめるってよ

8/12（日）曇り時々晴れ
9時、遅めの起床。愛車に乗って近所のシネコンで先週末から公開の邦画を鑑賞。原作は読了済み。口語による高校生のモノローグ小説。作者が10代ということもあり話題になった。肝心の人物が最後まで登場しないと云う設定は小説でも映画でも先例がないわけではないが、鮮烈だったのはその語り口だろう。過去作に凡作がない監督の手によって原作の良きテイストを残したまま映画的な効果もあげて大変面白かった。細かな学園生活のスケッチと日常会話の自然な応酬が素晴らしい。スポーツに熱中することも、周囲との関係にイラつくことも、もちろん密かに異性を見つめることも、あれもこれも青春。滑稽で切なくて残酷な誰もが経験するエピソードを見上げて暫しミドルティーンに戻った心地。シネコン内のショップで買い物をしてカフェで読書。ジムで遠泳をして帰宅。夜は一家総出で外食をする。

トータル・リコール／プロメテウス

8/11（土）曇り時々小雨
盆休みの初日には早朝と深夜に米国製大作を鑑賞。詳細略。大味なハリウッド映画というのはどうも眠くなる。潤沢な資金と贅沢なキャスティング。羊頭狗肉を見せられて少し立腹。合間に愛犬の散歩と入浴やら掃除や買い物。五輪で邦家のメダル獲得が順調だそうな。金が良いのは解っているが銀銅には敗者のドラマがある。こちらの方にシンパシーを感じるのは栄光より挫折の経験が上回るからだろう。

かぞくのくに

8/10(金)晴れ
連休前の最終日。周囲は3割ほど盆休みに突入。じっくり腰を据えて事務処理をする。夕刻、フライング気味に直帰して新宿で途中下車。テアトルでは単館上映の邦画がかかっている。監督は在日2世。2005年に製作された彼女のデビュー作はわが年度ベストの一本。加えて『息もできない』のヤン・イクチュンが出演とあれば大いに期待。監督自身の体験を基にしたストーリーだそうな。ドキュメンタリー風の長廻しにリアル感が増す。役者も力演で安藤サクラと井浦新はベストの起用でありましょう。クレイジーな隣国の悪口は何とでもいえる。確かに不気味な政治背景に怒りは感じる。しかしそんな国に親兄弟が住んでいる者もいるのだ。母国や家族について考えさせられる佳作である。帰路はジムに寄って2キロの遠泳。深夜までうたた寝をして男子サッカーの敗戦を見届ける。

トガニ 幼き瞳の告発

8/8(水)晴れ
出張明けの出勤はキツイ。午前中から某メーカーの事務所で海外案件の打ち合わせ。同席した美貌の営業担当の異色の経歴に吃驚仰天。ハウスマヌカン、受付嬢、役員秘書、企画担当、そして東南アジア向け発電プラントのセールス。世間は広い。定刻退社して渋谷で途中下車。シネマライズでは先週末から韓国発の問題作がかかっている。この世でもっとも糾弾されるべき鬼畜の所業は児童虐待だろう。本作はノン・フィクションを基にした映像化で胸のつまる内容である。無垢な子供の笑顔と汚れたオトナの事情が清濁描かれた力作でありましょう。公開後に法律も強化されたとのこと。地下鉄一本、快速に乗って早目の帰宅。愛犬を抱きしめて居間で眠る。

遊星からの物体X ファーストコンタクト

8/7（火）晴れ
ホテルのバイキングで洋食を選択。1時間の移動で福岡入り。天神の重要顧客を訪ねて懸案事項の進捗説明。昼食に長浜のラーメンを。午後は金融機関に寄って情報交換。夕方まで繁華街のカフェで読書。17時、福岡発のフライトで帰京。有楽町で途中下車して日劇で先週末から公開されているＳＦホラーを鑑賞。名作の誉れ高い80年代Ｊ・カーペンター作品の前日譚。実は82年版も1951年製作のリメイクなのだが、リアルタイムで劇場鑑賞したカーペンター版は忘れ難き一作。都内2館、終日興行は１館で日劇はレイトのみという寂しい興行であるが、客席はオールドファン中心に４割程度の入り。突っ込みどころ満載のＢ級テイストが堪らない。大画面で大暴れするゲテモノを拝んで瞬く間の２時間。閉鎖空間でのサスペンスは前作のトレース。クリ―チャーもオマージュ満載で新旧の観客共に満足するだろう。地下鉄一本で早目の帰宅。愛犬と遊んで居間でうたた寝。覚醒すれば男子サッカーがメキシコに負けていた。

九州北上あれやこれや

8/6（月）晴れ
九州も暑い。7時起床。たっぷり朝食をとって迎えの車を待つ。11時過ぎに帯同者がレンタカーに乗って現る。近くの橋を渡り出島を半周。小山を登り降りしつつ重要な構築物を見て廻り観光気分。道の駅でアラ煮の昼食。そのまま熊本・有明と北上して施設見学。大牟田の高級料亭でＶＩＰと3時間一本勝負の懇親会。宴果ててホテルへ戻り少し仮眠。日付が変わった頃に起き出してなでしこＶＳ仏蘭西を観戦。勝利に快哉。米国ＶＳカナダの死闘も続けて見て朝を迎える。

薩摩へ

8/5(日)晴れ
7時起床。亡き義母・義妹の墓参りに一族愛車に乗り隣町の菩提寺へ。狭い通路に並んだ小さな墓石を掃除して焼香・黙祷。帰宅してインドアで白球を打ってジムで遠泳。午後にはそそくさと身支度と荷物を整えて羽田へ向う。15時発のＬＣＣにて鹿児島空港へ。17時到着、甥のお出迎えあり道中2時間近くかけて実姉の家に到着。鯛とイサキの刺身とオクラの天麩羅を鱈腹頂く。早目の入浴、早目の就寝。久し振りに6時間以上眠れた。

Another アナザー

8/4（土）晴れ一時雨
6時起床。部屋の掃除をして定番の朝食。インドアで白球を打って小一時間。近所のシネコンで９：３０開始の邦画を鑑賞。本日初日のホラー。原作あり、未読。旬な若手役者を起用して設定や雰囲気は悪くない。もったいない。サスペンス・ホラーに必須な緊張感のなさは如何ともし難い。シナリオか、編集か。敗因は何だろう。中途半端な凡作。午後は書店で夏休み用の長編やらエッセーを購入。歯科で抜けた詰め物を再生。初期の歯周病だそうで歯石の掃除をしてもらう。ジムで遠泳、スーパーで買い物をして帰宅。

汚れた心

8/3(金)晴れ
ようやっと週末。午後から同業者訪問。次いで某メーカー会議室で密談協議。夕刻解放。渋谷で途中下車してユーロスペースでブラジル映画鑑賞。役者とスタッフの過半は邦人である。都内単館、全国でも数館での公開。最終回の客入りは高齢層単身者中心に閑散。しかし、こうした良作がひっそりと公開されるから都会は面白い。常盤貴子を久々に良いと思った。余貴美子や菅田俊などはやはりスクリーン映えする。連日、我々は五輪で愛国心を鼓舞されているが、地球の裏側にも知られざる戦後の悲劇があったことを知るべきだろう。ジムで1キロ半の遠泳をして帰宅。居間で女子サッカーを観戦しているうちに前後不覚で朝を迎える。

あがれなかった国士無双

8/2（木）晴れ
終日資料の検討。昼過ぎに来客ひと組み。定刻に退社して新宿で毎度のメンバーとお手合わせ。五輪開催の為か店内閑散。4番勝負。スカ・チョロ・ドロー・スカ・・・と、擬音で表現するとこんな感じ。最終局で大物手を早目に聴牌。直後に上家に放銃して万事休す。定刻退社して主人同様夜更かしの愛犬と暫し遊ぶ。

灼熱の肌

8/1(水)晴れ
ついたち月初。朝夕少し涼しい。午前中に重たい商談。午後は来客ありリスク管理のお勉強。定刻退社して渋谷で途中下車。イメージ・フォーラムではフィリップ・ガレルの新作がかかっている。混んでいるなぁとカウンターに並んで≪映画の日≫であることに気がついた。年代はほど良くばらけて単身者多し。これぞ欧州映画。作家性豊かな語り口。静謐な画面構成。出産明けのモニカ・ベルッチが相変わらずふくよかで美しい。過激なＣＧや大袈裟なストーリーとは無縁。たまには生身の男女のじれったい愛憎に触れてみるのも良し。地下鉄に乗って早目の帰宅。ＴＶで五輪柔道を観戦して夢心地。

ＬＣＣネット予約

7/31(火)晴れ
月末であるが慌ただしくもなく穏やかに時間は流れる。午後、外出して山手線を一周。定刻より30分遅れて退社。繁華街で途中下車するも目的なく店舗をひやかして地下鉄二駅分を散策。結局ジムで遠泳をして早目の帰宅。週明けの出張が決まったので航空券の手配をする。シコシコと名前やクレジットカードを入力してハイおしまい。全く便利になったもんです。浮かしたファンドで何をするか・・・。