莫逆家族 バクギャクファミーリア

9/13(木)晴れ
日常業務略。定刻退社して渋谷で途中下車。渋谷TOEIにてコミックス原作の邦画を鑑賞。原作未読。少し込み入っていて予備知識がないと辛いところもあるが迫力に押しきられた。しかし東映は≪ハードロマンチッカー≫にも感心したが時折こうした正統派のやんちゃ映画を作る。頼もしい。これだけのキャストを揃えても閑散たる客席が物語る通り興行は寂しいのでありましょう。憤りを感じますな。

還暦過ぎのおっかけ

9/12（水）晴れ
朝から丸の内で重たい打ち合わせ。徐々にメンバーも増えてこれから正念場。昼過ぎに戻って来客あり。ついさっき逢っていた取引先の役員と学生時代からの友人とのこと。世間は狭い。国際電話で昔の同僚と商談。定刻退社して新宿で途中下車。西口の創作料理店でかつての上司と懇親。老舗アイドル集団の新譜を戴く。握手会目当てに6枚購入したとのこと。酔狂なり。近況やらを報告しあってあっという間に3時間。少し涼しくなった夜道を池袋から徒歩帰宅。

雀荘で満たす夕餉は幕の内

9/11(火)晴れ
午前午後と港区のインテリジェントビルで打ち合わせ3件。戻って資料作り。夕方からしんどいテーマの打ち合わせ。議論を重ねても百家争鳴で一向に結論が出ない。夜は新宿で何時ものナイトゲーム。宿敵から直獲りしたりツモ上がったり、振り込んだり。一進一退してややマイナス。満腹は大敵であることに今更ながら気が付き反省する。どんな時でもハングリー精神で神経を研ぎ澄ますべし。帰宅は午前様。

神弓 -KAMIYUMI-

9/10(月)晴れ時々曇り
残暑継続。なかなか涼しくならない。終日事務処理、来客ひとり。定時退社して新宿で途中下車、シネマートでは昨今関係が悪くなっている隣国製作の歴史絵巻がかかっている。100席に満たない小さな小屋に観客10名前後。この手の戦国アクションはもっと大画面で見たい。史実の基づいた古典的なストーリーはどうと云うこともなし。しかし騎馬を使った戦闘シーンは迫力あり、タイトル通り弓矢名人の秘儀は瞠目に値する。まぁ大雑把で荒唐無稽なところはカンフーものに通じるモノがある。清国がしっかり悪者になって、かの国の昨年度観客動員ＮＯ１だそうな。やはり好戦的なお国柄なのでありましょうか。早目に帰宅して愛犬と遊びながらＮＨＫのドキュメンタリーを観る。齢80を超えた大スターの素顔が垣間見えて興味深し。

わが青春の歌謡曲

9/9（日）晴れ
どこまで続くこの残暑。早朝の打ちっぱなしとジムでの遠泳で午前中はエクセサイズで汗を流す。定期身体測定で1ポイントの減。午後は駅前のカフェで優雅に読書。冷蔵庫の残り物で夕餉を済ませ、居間で横臥してＴＶの歌番組を観る。20年経てば充分に懐メロだろう。歌い手の体型や声質の変化など、時間は残酷である。

夢売るふたり／踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

9/8（土）曇り時々晴れ
残暑厳しい。起床してインドアで1時間。そのままシネコンで本日初日の邦画を鑑賞。小さい小屋とはいえほぼ満席。この女流監督は長編4作品目であるが、毎度老獪とも云える人間描写で唸らせる。今回もシナリオは自ら書いたオリジナル。前作のノベライゼーションは大きな文学賞にノミネートされるくらいそのクオリティは高い。脇役の隅々までキャスティングが決まっていた。安藤玉恵や古館寛治の使い方など絶妙である。緩急つけた≪文学的≫演出が冴えている。ラストの不安定な余韻もまた良し。文句のない傑作なり。帰宅して夕方少し午睡をする。夜は同じシネコンで人気シリーズの完結編をレイトショウ鑑賞。個人的にはＴＶシリーズ未見で格別な思い入れもなし。スピンオフものも含めて回を重ねるほどに、そのスケールに反して造りが雑になっているようにも思えるのであるが、それでもブランドは強く場内満席。15年の歳月は確かに長い。但し肝心の出来栄えはキャラクター・ドリヴンに依存した凡作だと思ふ。帰宅して居間でうたた寝してそのまま就寝。

トップリーグ／キヤノンＶＳ東芝

9/7(金)晴れ時々曇り一時雨
人事の内示が出たそうな。文字通り他人事なのでどうでもいいことではあるが。方便を使っての外出をして新橋から虎ノ門・溜池山王・赤坂見附と徒歩移動。カフェで一服して日枝神社そばの同業他社で協調のお誘い。商談1時間。そこから青山一丁目を超えて外苑前の寿司屋で軽く一杯ひっかけて秩父宮ラグビー場へ。生まれて初めてラグビーの試合を観戦。ルールも満足に知らぬが、屈強な男たちの肉弾戦を間近い観て大いに楽しめた。ノーサイド後に帯同した同僚と居酒屋で日付が変わる直前まで懇親、地下鉄の最終に揺られて帰宅は当然午前様。

妖気漂う怪しきコンサル

9/6（木）曇り一時雨
朝一番から来客あり、午後には客先訪問。見積をしたり交渉をしたり善後策を協議したり、勤め人らしい標準的な一日。ランチの中華のＢ定食。ネットで素性のわからぬ人物を調べて情報化社会の恐ろしさを知る。珍しく愚図愚図して2時間の残業。だからといって懸案事項の進捗が進むわけではなし。早目に帰宅して夕食を自炊する。愛犬と遊んで居間で昏倒。

穴場の寿司屋で飲む貝汁

9/5（水）晴れ
同居の小僧と同伴出勤。地下鉄に揺られて山手線を半周。昼前に来客一件。ここでビジネスマナーをわきまえぬ愕然とする失態を演じてガッツリ落ち込む。夕方までに山積するトラブルやクレームに対処。夜はお気楽な接待の末席に連なる。痛風やらヘルペスなど病気自慢で盛り上がる。

朝刊トップに御用心

9/4（火）晴れ時々曇り一時にわか雨
新聞報道が全て事実とは限らない。取材の上書かれたものとパブリシティを狙って書いてもらうものとがある。仕事に絡んだ関連記事が大新聞の一面に踊って午前中は裏取りに費やされる。事実無根ではないが針小棒大。やはりマスコミは信用できない。2時間近く不毛な残業をしてカフェで軽食と読書。ジムで軽く1キロの遠泳。帰宅して愛犬と遊びいつの間にやら居間で意識不明。

たまには平日バラエティ

9/3(月)晴れ時々曇り
残暑厳しい9月週明け。親会社を定期訪問先して商談。進捗芳しからず。1時間ほど不毛な残業をして池袋で途中下車。2時間ほど繁華街を徘徊して食事などを済ませる。早目に帰宅して珍しくＴＶを観る。邦画の宣伝を兼ねた企画を眺める。タイアップ・メディアミックスの極なり。いつの間にやら居間のソファーでうたた寝をして深夜覚醒。

ひみつのアッコちゃん

9/2（日）曇り時々雨
久し振りのお湿りあり、暑さも峠を越えた感あり。明け方から掃除に勤しんで朝食後はインドアでひと汗かく。その後、近所のシネコンへ出張ってお気楽邦画を鑑賞。周囲は小学校高学年の女の子たちばかりなり。どうにも居心地が悪い。原作漫画が発表されて50周年だそうな。毎週ＴＶアニメを姉といっしょに見ていたと云ったら歳が解るか。まぁ荒唐無稽なメルヘンですね。主演女優は好きでも嫌いでもないが素材勝負のコメディアンヌぶり。ファンであれば彼女の七変化を楽しめば良かろう。エンドロールでオリジナル楽曲が井上ひさし作詞、小林亜星作曲であったことを知る。童心に戻った心地ぞ致しました。夕刻からジムでエクセサイズ。買い物をして帰宅。夕餉はブリカマの塩焼き。

最強のふたり／アイム・フラッシュ！

9/1（土）晴れ
9月になってもこの猛暑。居間のソファーで朝を迎えて愛犬に起こされる。6時である。散歩に出て朝食を摂ってインドアで白球を打つ。コントロールが定まって来た。毎度のことではあるがシネコンで映画の梯子鑑賞。午前の部は実話を基にしたフランス映画。9時台の初回はほぼ満席。一種のバディ映画であるが予告編を見た段階で雰囲気は解ったし佳作の予感は的中した。水と油のふたりの男が徐々に心を通わすプロセスが良い。脇役も含めて役者も素晴らしい。ハリウッドでのリメイクも決まったそうな。午後の部は豊田利晃の新作。傑作・空中庭園以降低迷が続きていると思われるが、本作もどうもピリッとしない。これのどこが面白いのだろう。詰らない原因を分析するのは本意でなし、好みの問題と割り切って帰路に就く。帰宅してひたすら読書。友人出演の芝居のチケットを電話予約する。

ぼくたちのムッシュ・ラザール

8/31(金)晴れ
暑き週末。午後に丸の内で商談。帯同した某メーカーの担当者の豹変に仰天する。嫌な気分を引き摺ってサ店で一服。直帰を決め込んで銀座に出てシネスイッチでカナダ映画を鑑賞。レディースデイで周囲は知的なお姉さまたちばかり。舞台はフランス語圏のモントリオール。アルジェリアからワケありで移民してきた教師と担任した子供たちとの半年を描いた物語。米国アカデミー外国映画賞にノミネートは伊達ではない良質なドラマでありました。カナダも複雑な民族問題があるのだな。教室で起こることに古今東西大きな違いはない。子役たちが可愛い。淡々と進む描写にも深い陰影があってラストなんぞ泣けました。余韻に浸って地下鉄に揺られる。ガラガラのジムで遠泳1キロのエクセサイズをして定刻帰宅。