Il film del sogno

現実逃避の夢日記

スティーブ・ジョブズ

2016-02-13 23:20:57 | 映画
2/13(土)晴れ
10:00起床。昼前には愛車に乗って給油・洗車。ガソリン・スタンドの洗車機を初めて使ったが、アッと云う間に古女房が美人に返信。これで500円は安い。贔屓のカツ屋でブランチをした後は隣町のシネコンへ出向いて、本日から公開の伝記映画を鑑賞。観客4割程度。IT業界屈指の偉人・変人は既に鬼籍に入っているが、才人ダニー・ボイルの語り口が素晴らしい。たった3回の商品発表会直前のやり取りで、天才経営者の偉業と狂気に肉薄している。マイケル・ファスベンダーとケイト・ウィンスレットを中心に徹底的なセリフの応酬で2時間厭きることなし。マッキントッシュほかのアップル製品開発秘話として観ても興味深い。夕方からジムでエクセサイズと思ったが風邪も治りきっておらずサウナのみ入って身体測定(前月比1ポイントプラス。ついでに体重も1キロ増)。駅前のファミレスで総合文芸誌を精読。帰り際に健康的な美人とすれ違う。笑顔で会釈をされて誰かと思えば、くだんのジムのインストラクターであった。
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恋文

2016-02-13 00:04:24 | 映画
2/12(金)晴れ
連休狭間の週末。早朝から市谷へ出張る。健保会館で例年通り健康診断。内装を一新、綺麗になった施設で段取り良く1時間で終了。かつては2時間は覚悟していたものを。ファミレスで遅い朝食を摂ってゆるゆると奉公先へ。フロアでインフルエンザ患者急増。我が直属の上司もダウン。昼食に濃い味付けの鳥から定食。午後も落ち着きなく調書進まず。1時間ほど残業をして池袋で途中下車。新文芸坐で倍賞姉妹の代表作がかかっている。単身の中高年層中心に3割程度の程よき空き具合。ラスト一本は1985年製作の姉貴主演作。助演の高橋恵子共々若々しい。連城三紀彦の同名小説に忠実な映像化。神代辰巳にしては癖のない出来栄えだと思ふ。それにしてもショーケンはこの頃までが絶頂期でありましたな。池袋の繁華街は大きなトランクを引きずった旅行客で賑わう。春節で遊びに来ている中国人ばかりでもなさそう。寒さも一段落。
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キャロル/あかね雲/はなれ瞽女おりん

2016-02-12 00:25:32 | 映画
2/11(木)晴れ
昼近くまで布団の中で愚図愚図する。風邪は治りかけが一番肝心という。熱も下がり食欲もある、が、どうも体が重い。地下鉄二駅分を歩いてウォーミングアップ。馴染みの中華屋で定番のメニュー。池袋に出張ってHUMAXシネマで本日初日の洋画を鑑賞。14:00開始の回は4割程度の入り。ゲイを描いた映画は数多あり佳作も少なくないが、また一つ傑作が生まれた。1950年代のニューヨークを舞台にリッチなマダムとうら若き美女との恋愛譚。人を好きになることに老若男女の区分無し。それにしても舞台設定、小道具、衣装、アクセサリー全てに目配りされた濃密で重厚な画面構成。ダブルヒロインの競演に酔う。ブランシェットは当然のことながら、これはルーニー・マーラーに軍配挙げる観客も多いのではないか。狂気を帯びた無垢な瞳。劇中のセリフの通り、天使が落ちてきたとしか思えない清冽さ。大満足してカフェで余韻を噛み締める。夜は徒歩移動で新文芸坐へ。岩下志麻の代表作2本を梯子鑑賞。語られることことの少ない≪あかね雲≫を再見していたく感銘。本作も瞽女も水上勉原作、脱走兵が絡んでる。女の情念をドロドロに描くも、裏日本の絶景が素晴らしい。多くは鬼籍に入った懐かしくも達者な役者達にスクリーンで再会して至福の4時間でありました。更なる余韻を纏って自宅まで徒歩で帰宅。
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死の棘

2016-02-11 01:08:35 | 映画
2/10(水)晴れ
昨日からコートとマフラー着用。着込んでも寒いのは変わらず、やはり薄着でやせ我慢が性にあう。10:00から地方拠点の中堅営業マンを集めた研修会。昼に九州担当とぬるい中華。午後からの1時間、スピーカーを勤める。終了14:00。夕方までひたすら調書執筆。1時間半の残業して池袋で途中下車。新文芸坐で毎日映画女優賞特集を鑑賞。松坂慶子の代表作は島尾敏雄の原作あり。これは若い頃に読んでどんよりしましたな、まだ独身でありましたし。映画と小説どちらが先であったか記憶は曖昧。小栗康平の演出は重厚でねちっこい。今回見直して、やはりこれはホラー映画ではないかと思った。夫婦ほどミステリアスで不可思議な関係はないからな。劇作家つかこうへいは、原作を最高の笑(喜)劇であると喝破している。なるほど一理ありますな。
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インフルエンザであれば連休だったのに・・

2016-02-09 22:59:26 | 日記
2/9(火)晴れ
定刻起床。休むか、病院へ寄って半休とするか。最悪の気分は脱したので何年振りかでコートを着込んで出勤。午後に霞が関ビルの診療所でインフルエンザの検査。幸い陰性。奉公先へ戻って打ち合わせやら調書書やら。それでも20時には帰路に就いて駅前で軽い食事をして22時帰宅。
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寝るに勝る治療法無し

2016-02-09 22:52:15 | 日記
2/8(月)晴れ
日曜日の夜の散歩でウイルスを拾ったようだ。予感は確かなものとなり朝から体が熱っぽい。悪寒もする。隣りの同僚も風邪っぴき。日曜日に病院へ行ってインフルエンザでないことは確認済みだそうな。集中力もないので20時には帰宅して10時間ひたすら布団で丸まる。合間に入浴。喉が渇くので水分補給。眠りが浅い為か2時間おきに目が覚める。
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私は二歳/もう頬づえはつかない/東京夜曲

2016-02-07 22:34:56 | 映画
2/7(日)晴れ
10時起床。睡眠十分。そそくさと新宿まで出る。角川映画で市川崑特集の5作品目を鑑賞。日曜の午前中で客席3割程度。1962年大映製作。原作ベストセラーの育児書。山本富士子と船越英二の若夫婦。2歳の幼児が演技賞もの。声は中村メイ子。邦画全盛時にキネマ旬報ベスト1の作品。今見直すとどうと云うこともない内容ではあるが、都市での団地住まいや嫁VS姑など、時代を感じさせる。ジムで遠泳の後に池袋へ出張って夕方から新文芸坐でこちらも特集(毎日映画コンクール女優編)の2本立てを鑑賞。トップバッターは桃井かおり。東陽一と市川準と組んだ代表作。両作のインターバルは1979と1997で18年。女子大生と中年の後家さんを演じて、この企画は面白い。両作とも公開時に劇場鑑賞して以来であるが、より古い『頬づえ~』の方をよく覚えていたのに吃驚。老人力のなせる業ですな。

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オデッセイ

2016-02-07 01:27:56 | 映画
2/6(土)曇り
9時起床。愛車に乗って近所のシネコンまで。話題のハリウッド大作を鑑賞。昨日から公開。場内8割程度の入りと幸先良い興行。原作あるそうだが未読。大変クラシカルで良く出来た娯楽作。さすがリドリー・スコット。一世紀は先の話だとは思うが、メカの手作り感であるとかマッチョな主人公が疲弊する様子など生身の人間の痛みも描かれてこれがラストで効いてくる。ご都合主義の展開もここまでドキドキできれば良し。70~80年代のサウンドトラックもグッド。クライマックスのランデブーでは熱き涙が溢れて往生した。ポジティブに元気のでる佳作。ジムで遠泳、カフェで読書。ゆっくり帰宅してPCで音楽鑑賞。
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業界セミナー参加

2016-02-06 00:59:42 | 日記
2/5(金)曇り
早朝地震で地下鉄が止まる。朝の5分は異常に長い。定刻5分後に奉公先に到着。午前中は案件の仕上げ。ランチに老舗洋食店で限定煮込みハンバーグ。午後から銀座へ出張り怪しき調査会社主催のセミナーに参加。講師は永年斯界にて同業種を勤めるプロフェッショナル。テクニカルな研修というより心構えや気合いを伝授頂きました。戻って小僧仕事をサクサクこなして最長不倒の21:00まで残業。同僚と駅前の居酒屋で一献傾け帰宅は午前様。
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雪之丞変化

2016-02-04 23:26:20 | 映画
2/4(木)曇り
寒さも峠か。午前中に通事あり。ランチに牛スジカレー800円也。A5ランクの和牛だろうが所詮スジ肉。カレー粉をケチった水気の多いルーに辟易。調書を仕上げても後から湧き出るが如し。それでも定時退社して新宿で途中下車。市川崑特集特集でデジタル化された63年大映製作大スター300本目の主演作となる傑作時代劇を再鑑賞。いやはや今見直しても斬新。暗闇での殺陣。ジャズを使ったサウンドトラック。山本富士子と若尾文子、勝新、雷蔵と大映オールスターで目の保養になりました。デジタル化で御大の皺まで再現されて映像の残酷さも知る。
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生きるかなしみ

2016-02-04 00:31:52 | 書籍
2/3(水)曇り
月初から徐々に忙しくなってきた。打ち合わせと資料の読み込み。研修の資料も作成せねば。昼食にサバの味噌煮とマグロブツ。800円也。定刻退社して新宿で途中下車。映画館巡りをするも食指が動かず、ほぼひと月続いた劇場鑑賞記録も中断。ブックオフで贔屓作家の編んだアンソロジーなど購入して駅から外れた穴場のカフェで精読。長居をするのは帰宅拒否症候群の我と外国人の観光客たち。齢を重ねて若々しくありたいと思うは不遜にして驕慢なり。されど枯れるが如く命を終息するは困難なり。生存そのものに悲哀あり。
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99分,世界美味めぐり

2016-02-02 23:46:56 | 映画
2/2(火)曇り
3時間弱の睡眠で定刻起床。仕事の段取りも付いて週末までのスケジュールに目途が立つ。昼に鶏重。なかなかうまいと思うが900円はチト高い。残業1時間、退社後、徒歩で有楽町まで移動。角川の有楽町にてスウェーデン製作のドキュメンタリー映画を鑑賞。観客20名前後と閑散。原題のFOODIESは食通のことか。SNSが世界を駆け巡る昨今、地球の裏側の三ツ星レストランのレポートがリアルタイムで読める。1時間40分、美食家たちの名店巡りにご相伴預かった心持。レポーター役の5人が人種性別年齢履歴がバラバラなのが面白い。あんパンと柿ピー片手に画面に映るは一流シェフが供する料理の数々。この落差は凄い。帰路の地下鉄にて連結部に座り込んだホームレスがコンビニのコロッケをパクついていた。美味いの基準は十人十色。
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ブラック・スキャンダル

2016-02-02 01:04:32 | 映画
2/1(月)曇り夜小雨
月初の週明け。如月、朔日。自宅のパソコンの調子が悪い。無料のTVドラマなんぞ見てからで変なウイルスに感染したか。ネットの検索が遅い。月が替わって一段落と思いきや何かと気忙しい。ランチに峠の蕎麦。午後も調書作成。2時間ほど残業して集中力が持続しない。退社して新宿で途中下車。ピカデリーでスコット・クーパーの新作を鑑賞。サービスデー故にレイトとはいえ満席。実在したボストンのギャングの一代記。グッド・フェローズのテイストも併せてアイルランド系の冷血漢をジョニー・デップが熱演。実録モノゆえ人物相関がやや複雑で少し起伏に乏しいのが難点。闇の帝王の実弟が上院議員で幼馴染がFBI捜査官。免責特権とか保護システムとか死刑がなかったりとか、まぁアメリカというはケッタイな国であります。帰宅は久々の午前様。
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