Il film del sogno

現実逃避の夢日記

8月の家族たち

2016-05-15 23:37:59 | 演劇

5/15(日)晴れ

8時前起床。地下鉄に一駅乗って隣町のファミレスで朝食。読書をして時間をつぶして渋谷まで。車中で帯同者と待ち合わせ。文化村のなかの蕎麦屋でランチ。13:00シアターコクーンで演劇鑑賞。米国作家の戯曲で映画化もされている。メリル・ストリーブとジュリア・ロバーツ主演の映画はDVD鑑賞してきたので予習万全。舞台は映画にほぼ忠実。休憩を入れて3時間を越える上演時間。家族と云う地獄。血縁と云う修羅。誰もが業や罪を背負って生きている。まぁ飽きることなく見ることができた。終演後、楽屋に恩人を訪ねる。つい先日、新劇界の大物演出家が逝去してその葬儀に出席するためバタバタと挨拶だけ。17:00過ぎ帰宅。まだ陽が明るい。愛犬と散歩して新緑を楽しむ。

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世界から猫が消えたなら/殿、利息でござる!

2016-05-15 01:17:03 | 映画

5/14(土)晴れ時々曇り

7時起床。近所のファミレスで朝食を摂って朝刊に目を通す。併せてアマゾンで頼んだ古本(著名な作家の元妻が書いた裏評伝)を精読。愛車でシネコンへ移動。9:20(13:30)開始の邦画を梯子鑑賞。両作とも本日初日。大きな劇場に2割以下の猫~と小さな小屋に8割以上の殿~。これは明暗分けたか。人を泣かすことは、そう難しいことではない。涙腺の弱い婦女子や年寄の流す涙は、その実、作品の完成度とは比例しないケースもある。柔らかい画面と絵本のような函館の街並み、アルゼンチンの絶景。登場人物は主人公のほかに両親と元恋人と親友の5人だけ。そうそう猫もいるが。小動物と難病。催涙アイテムは揃っているが、メルヘンタッチが鼻につく人間もいるだろう。しかし絵造りは巧いし役者が良いのでまんまと熱い涙を流しました、わたくしは。殿~は良く出来た人情時代劇。豪華キャストと真面目な造り込みで大変楽しめた。一旦帰宅して愛犬と散歩とジムで遠泳。身体測定数値変化なし。駅前のファストフードを孤食して帰宅。夜は長いメールを知人に送る。

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リアル麻雀

2016-05-14 01:11:10 | 日記

5/13(金)晴れ

初夏の陽気続く。午前中に御前会議の資料最終校正。秋刀魚の干物定食のランチ後は地方拠点の長を相手に3コマの研修会。ほぼ定刻退社して西新橋の雀荘で中国帰りの同僚と帰国記念の一戦。ほぼ4か月ぶりに生身の人間相手の卓を囲む。清潔でサービスの行き届いたお店でありました。カツカレーを食して慢心したのが災いしてほぼ独り負けで終了。終電近くの地下鉄に揺られるも不思議と悔しさはなし。気心の知れた同好の士とのギャンブルは楽し。

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ゴーストライター

2016-05-13 00:14:34 | 日記

5/12(木)晴れ
漸く晴れて初夏の日差し。案件調書を2件仕上げて週末の目途が立つ。隣席の筋金入りの困ったちゃん会議が一件。昼食に焼きと水のW餃子定食。680円也。愚図愚図と残業をして奉公先の近くの立ち食い蕎麦屋でかき揚げ丼セット630円也。送迎要請メールを受けて早目の帰宅。無言のまま愛犬と要人を送り届ける。自室でパソコンからTVドラマを鑑賞。贔屓女優好演。シナリオも泣かせる。これは映画になるかも。

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SHARING

2016-05-12 01:38:24 | 映画

5/11(水)曇り

曇天続く。終日案件の仕上げ作業。合間に打ち合わせ1件。昼食に鶏・とろろ・うどん。定刻退社して新宿で途中下車。昨日に続いてテアトルのレイトにて篠原誠の作品鑑賞。サービスデーと口コミの影響かほぼ満席。大学で教鞭をとっていることもあり学生風、または業界人風の若い衆が多い。テーマは3・11、ドッペルゲンガー、予知夢(悪夢)、虚偽記憶などなど。サスペンティックなカットと如何にも映画的な構図など大いに感心。メインストーリーは二人の女性の心的迷宮譚。映画の魔的な力を感じる一夜でありました。終演後のティーチインにて制作秘話など。久々に帰宅が午前様。

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あれから

2016-05-11 01:11:49 | 映画

5/10(火)曇り時々小雨

終日の曇天時折粉糠雨。案件が立て込んで来て日常業務復活。打ち合わせ1件、会議2件。2時間ほど残業をしてさてどうする。新宿三丁目でとりあえず途中下車。テアトルの前を通りかかるとちょうど開演時間。演目も満足に確認せず場内へ。監督自らが前説を行っていた。3週間限定のレイトショウ興行。観客は若年層中心に3割程度。但し本日はイベント・ディということで関連の旧作が上映されてた。3・11に関連した一組のカップルの静謐で不思議な物語。1時間程度の更には時間をテーマにした短編とムッソリーニが命を受けて撮影された邦家戦中のドキュメント無声映画。終演後に短いトークショウもあり。作品には大いに感心した。『シェアリング』観るしかないな。

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ノーマ、世界を変える料理

2016-05-10 00:07:51 | 映画

5/9(月)曇り後雨

連休明けの気怠い出勤。火急の仕事があるわけでなくのんびりと雑用をこなす。昼にアジフライ。定刻退社して新宿で途中下車。シネマカリテで英国製のドキュメンタリー映画を鑑賞。若年層中心に3割程度の入り。世界ベストレストラン(そんな大会があることも知らなかったが) No.1を4回も受賞したデンマークnomaのシェフ、レネ・レゼピのドキュメンタリー。マケドニア出身でムスリムという逆境を克服した努力と才能の人。素材と季節感にこだわった創作北欧料理が影の主役。密着ドキュメントであるから厨房の裏の罵声や呪詛もきちんと編集されている。食中毒や王座陥落などあるが、ラストは出来過ぎの感あれど、まぁ料金分は楽しめた。早目に帰宅してPCでドラマなど観て過ごす。

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ヒーローマニア 生活/恐怖省/死刑執行人もまた死す

2016-05-09 00:20:23 | 映画

5/8(日)晴れ

9時起床。ネットで隣町のシネコンを予約。10:00開始の邦画を鑑賞。若年層のグループ中心に3割程度の入り。原作コミックスあるようだが未読。観客の過半はそちらのファンか。それにしても最近ヒーロー(アンチも含め)ものが多い。この手の題材は一歩間違えると目も当てられない駄作になるのだが、本作は悪い予感が的中。これのどこが面白いのか。そこそこのキャストを配して全く勿体ない。細部やストーリーを端折り過ぎか。一旦帰宅して愛犬と散歩。ジムで遠泳をして贔屓の中華料理店にて早目の夕食。池袋へ出張り新文芸坐にてフリッツ・ラングの米国亡命後の戦中作品2作を梯子鑑賞。ウン十年ぶりの再見であったが新たな発見あり。今見るとどうと云うことのないシークエンスも1940年代に作られたことを考えると凄みを感じる。同世代並びに後世のフィルムメーカーに与えた影響は計り知れない。連休最終日をクラシカルなモノクロ映画で〆て悠々と帰路に就く。

 

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64(ロクヨン)/U・ボート

2016-05-08 00:10:13 | 映画

5/7(土)晴れ

9時起床。近所のファミレスで朝食と新聞精読。更に愛車に乗って近所のシネコンで本日初日の邦画を鑑賞。中高年層で7割以上とヒットの兆し。横山秀夫の原作小説は刊行時(2012年)読了。昨年製作されたピエール瀧主演のNHKドラマ(全5話)も鑑賞済。原作は無類の面白さ、ドラマも大いに感心、さて本編。期待に違わぬ骨太なドラマ。役者も各々見せ場あり監督・瀬々敬久はメジャー作品になるとこけることもあるので一抹の不安もあったが、今回はシナリオにもタッチして申し分なし。これは後編が楽しみ。一旦帰宅して愛犬と散歩。汗ばむ陽気である。夜は池袋の新文芸坐で35年も前のドイツ映画を再鑑賞。声価の定まった傑作戦争映画のディレクターズカット版208分。全くだれることなくテンションを維持したままスクリーンを見上げた。行きも徒歩なら帰りも徒歩。幸福な一日でありました。

 

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テラフォーマーズ

2016-05-07 01:40:31 | 映画
5/6(金)曇り後雨
前日夜より実家へ出向く。甥っ子3人不在で兄夫婦のみ。稲庭うどんの夕食を馳走になる。その他、糠漬けやら何やら家庭料理が並んでノスタルジックな心地。干し立てのフワフワの布団で眠り4時起床。兄と一緒に愛車に乗り込み5時に出発。関越を下って3時間ジャストで新潟の両親眠る墓前に立つ。清掃、献花、焼香、黙祷。9時には帰路に就くが途中事故渋滞で2時間のロス。花園で名店のうどんを啜ってゆっくり帰京。兄と別れて近所のシネコンで三池崇史監督の新作を鑑賞。多作の三池作品の中では「ハズレ」の部類だろう。確信犯なのだろうが、豪華キャストを使い捨てにして悪乗りの感じ。原作漫画があるらしいが、シナリオが中島かずきというのも意外。勿体ない。小学生の低学年くらいの息子を連れた父親がいたが、クレしんかコナンを見た方がよかろう。ジムで遠泳をして遅くに帰宅。小雨が降り続いている。
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ずっと前から好きでした。告白実行委員会

2016-05-05 18:03:51 | 映画
5/5(木)晴れ
さあ出かけろと窓外は嫌味のような晴天。9時前起床。地下鉄に乗って隣駅のファミレスでモーニングサービスの朝食とコーヒーで朝刊を精読。10:00からジムで遠泳とサウナ。昼過ぎに新宿三丁目到着。目当ての中東映画が満員御礼。ここから予定が狂ってくる。シネマート、テアトル、ピカデリー、シネマカリテと劇場を巡っても未見演目とタイムスケジュールが合わずいづれも無駄足。こんな時にスマホを持っていればと思ふ。池袋に戻りシネリーブルで、まさに開演間近のアニメを鑑賞。中学生くらいの女子グループ過半で7割程度の入り。異様な雰囲気の中で青春ど真ん中で惚れた腫れたが展開する王道の恋愛譚を見上げる。胸キュンとかコクるとか能天気と云っていしまえばそれでオシマイ。我が心中の奥底でカビが生えているセンサーが僅かに反応。しかしこの演目の最大の難点は、チケット買うときに、この題名を声に出して若い窓口嬢に告げる時だな。帰宅して愛犬と短い散歩。特殊ミッションを1時間。うたた寝をしているうちに陽は暮れる。
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さざなみ

2016-05-05 17:33:14 | 映画
5/4(水)晴れ
連休中は曜日の感覚がなくなって困る。登山翌日は昼近くに起床。良く眠れた。スーパーの地下喫茶コーナーでブランチ。ゆるゆると地下鉄に乗って有楽町まで。シネスイッチでシャーロット・ランプリング主演のイギリス映画を鑑賞。場内高齢層中心に8割越えの盛況。老境夫婦の6日間のお話。月曜日、旦那に届いた一通の手紙が波紋を呼んで・・・。造りは淡々とした家庭劇である。だがしかし、夫婦生活とは喜悲劇であり不条理なホラーにもなりえる。原題は「45年」。連れ合いとの経過年数で見方が異なってくるであろう大人の映画でありました。更に池袋で途中下車して名画座の梯子をしようと試みるもタイムスケジュールが合わず断念。カフェで読書をして帰宅。
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伊豆ヶ岳(奥武蔵)

2016-05-04 00:44:45 | 旅行
5/3(火)曇り
深夜3:00床に入るも寝付けず1~2時間の仮眠で5:30起床。6:30西武池袋線改札で帯同者参集。07:05発の特別快速で正丸駅まで。8:30目的の伊豆ヶ岳へ登山開始。曇天・湿気もなく山日和。2時間半ほどで山頂へ。ここで昼食。更に天目指峠~子の権現(おやつの饅頭うまし)経由で吾野駅まで14km、実働6時間の行程。鎖場あり、短い縦走もあり600~800M程度の低山だったが下山時は登り返しも多くて意外にキツイ。飯能駅で途中下車、駅ビルで中華料理の夕餉を摂って反省会。21:30最寄駅到着。カフェで甘味とコーヒーで気分を落ち着かせて22:30帰宅。
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追憶の森

2016-05-03 02:25:26 | 映画
5/2(月)曇り時々晴れ
連休の谷間の出勤。案の上、案件もなく暇である。電話も打ち合わせもなくおまけに上司も休み。研修資料などを作って間繋ぎをする。昼にぬるい中華ランチ。定刻退社して日比谷のシャンテでガス・ヴァン・サントの新作を鑑賞。場内3割未満と閑散。舞台は邦家の富士山麓の樹海。渡辺謙がメインキャストで謎の男を演じる。カンヌでブーイングだったそうだが、面白く観通した。なるほど幾らでも深読みできる。ただ最後は口当たりの良い夫婦愛の話になってしまったのは如何なものか。贔屓のナオミ・ワッツは相変わらず渋い選択をする。更にはマコノヒーはすっかり演技派である。スーパーで明日の弁当の食材を購入して帰宅。深夜の厨房で腕を奮う。
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スキャナー 記憶のカケラをよむ男

2016-05-02 00:42:13 | 映画
5/1(日)晴れ
誤用を承知であっぱれの≪五月≫晴れと云いたい。気温も上がり初夏の暑さ。8時起床。隣町のシネコンで昨日から初日の邦画を鑑賞。芸達者な狂言師主演と売れっ子のシナリオライターが宣伝の売りか。満員御礼の他劇場の大作・話題作の後塵を拝して3割程度の入りと寂しい興行。監督の作風か、ややB級テイスト漂うミステリー。元お笑い芸人に残留思念と云う取り合わせは悪くない。途中までは観客を巧くミスリードしていたが、如何せん肝心の謎解きが強引で説得力無し。これは酷い。役者の力演などもあり勿体ない。制作サイドは良くゴーサインを出したな。やや落胆して劇場を跡にする。帰宅して愛犬と散歩、ジムで遠泳をして夕餉を孤食。久々に居間で大河ドラマなどを漫然と眺める。その後深夜まで故あって米国の家族劇映画をDVD鑑賞。かの国は役者の層が分厚いですな。
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