5/16(火)晴れ
三日続いた雨降りから一転快晴の一日。7:30起床。朝昼夕と三度の散歩。清掃、昼食、和菓子造りなどしているうちに一日が経つ。夜はネットで古い邦画を視聴。1954年の松竹作品。監督・小林正樹、脚本・楠田芳子(木下恵介の実妹)。佐田啓二と久我美子が酒屋の若夫婦、弟に石濱朗、行かず後家の妹に高峰秀子、母親が浦辺粂子と云う布陣。内田良平が≪純情≫な好青年を演じていて驚いた。昔は味噌も醤油も量り売りでありました。洗濯はもちろん井戸の水をくみ上げて洗濯板を使う。家電製品は一切ない。裸電球の二股ソケットからアイロンの電源を取っている。戦後10年経っていない街の風景と景観。それ以上に傷痍軍人や≪ニコヨン≫など、いまでは解説が必要な科白もあり。≪小市民≫映画と括られればそれまでだが、のちに社会派で鳴らした監督も初期にはこうしたほのぼのした作品も撮っていたのでありますな。まだまだ未見の佳作は多い。
三日続いた雨降りから一転快晴の一日。7:30起床。朝昼夕と三度の散歩。清掃、昼食、和菓子造りなどしているうちに一日が経つ。夜はネットで古い邦画を視聴。1954年の松竹作品。監督・小林正樹、脚本・楠田芳子(木下恵介の実妹)。佐田啓二と久我美子が酒屋の若夫婦、弟に石濱朗、行かず後家の妹に高峰秀子、母親が浦辺粂子と云う布陣。内田良平が≪純情≫な好青年を演じていて驚いた。昔は味噌も醤油も量り売りでありました。洗濯はもちろん井戸の水をくみ上げて洗濯板を使う。家電製品は一切ない。裸電球の二股ソケットからアイロンの電源を取っている。戦後10年経っていない街の風景と景観。それ以上に傷痍軍人や≪ニコヨン≫など、いまでは解説が必要な科白もあり。≪小市民≫映画と括られればそれまでだが、のちに社会派で鳴らした監督も初期にはこうしたほのぼのした作品も撮っていたのでありますな。まだまだ未見の佳作は多い。