おはようございます。講演する横浜の中小企業診断士竹内幸次です。今の横浜は曇りです。スプラムのライブカメラで見てみてくださいね。
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今日は
平塚商工会議所の第二創業塾で講演「第二創業の進め方」をします。ご参加の皆様、よろしくお願い申し上げます。
今日は会社法施行後の有限会社の方向に関してです。今年5月に施行される予定の会社法では、
(1)有限会社は新設できなくなる
(2)既存の有限会社は特例有限会社として存続する
になります。2004年12月末時点での有限会社数は189万社。株式会社の115万社を上回っており、中小企業でも有限会社は一般的な形態です。
有限会社の経営者の方は、5月以降、
(3)有限会社のままで行く(正確には特例有限会社=法的な位置づけは株式会社に自動的になるが、名刺等には「有限会社」のままでOK)
(4)株式会社に移行する
を選択することになると思います。また、(3)の「有限会社のまま」であっても、今までとは以下が異なります。
(5)社員(出資者のこと)の上限50名が撤廃(51名以上から出資を受けることも可能になる)
(6)新株予約権(あらかじめ決められた価格で株式を購入できる権利)や社債も発行できるようになる
有限会社の経営者の皆さん、5月以降、どうされますか?
(7)社内外へのインパクト効果を狙って株式会社に移行する
(8)株式会社に移行すると、帳票類や名刺等の記載を作りかえるコストも掛かるので、当面は有限会社のままで行き、必要に応じて社債発行等、株式会社のように直接金融により資金調達をする
株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 中小企業診断士
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