おはようございます。スプラムの竹内幸次です。今日は相模原市津久井での創業コンサルと、午後は横浜で青果仲卸業者のコンサルをします。
今日は教育に関してです。先日、お菓子を大切そうに持つ男の子を見て思い出したことがあります。
まだ私が小学校にもあがらない4~5歳の頃、親に買い物を頼まれれ50円に握り締めてパン屋に行きました。1人で買い物することが大人になったようで嬉しくて、手を大きく振って歩いてしまい、握り締めた50円玉が手から飛び出してしまいました。
壁に当たり、建設機械の下にコロコロと…。自分で探しましたが、見つからない…。随分と時間が経ってから家に戻り、事情を親に話すと、父親が一緒に探しに行ってくれました。
結局は見つからなかったのですが、こんなたわいもない話を43歳の私が思い出すほど、その事が衝撃的なことだったのですね。
お金は大切なんだ、子供や部下が行ったことは親や上司が責任を持つんだ、という常識や価値観。あの時に父親が「あーいいよ、ほらまた50円」と軽くくれていたら、お金の大切さを認識することはく私は大人になってしまったのでしょう。
また、怒られると思ってモジモジして帰宅したら、父親が一緒になって探してくれたことで、正直に伝えることの大切さを知ったのでしょう。あの時、「落としたのか、このバカもの!」と殴られていたら、きっと「人に取られた」等と嘘をつく大人になっていたかもしれません。
父親が私の中小企業診断士事務所物件を探してきてた直後に死んで、もう9年。ふとしたことで父親を思い出し、ありがたかったな、と感謝してしまいます。
人は二度死ぬと言います。その人を想い、その人を知っている人が死んだ時が二度目です。息子である私が、まじめに仕事をして生きていることで、私の記憶の中で父は生きているのですね。
今日は、具体的な内容のブログではなく、申し訳ございませんでした。
株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 中小企業診断士
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