おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。WindowsXPの後継OSであるWindows Vista(ビスタ)についてです。
先日、2007 年初に発売予定のWindows Vistaの最低必要環境が明らかになりました。
・800MHzのプロセッサ(快適に動くためには1GHz以上が必要らしい)
・512MBのメモリ(1GBメモリが推奨らしい)
・DirectX 9対応のグラフィックスプロセッサ
・15GBの空き容量がある20GBのハードディスク
また、3D方式の画面(Windows Aero)にするためには、128MBのグラフィックスメモリ、40GBのハードディスクと15GBの空き容量が必要だと言います。これはとても高いスペックだと思います。
「15GBの空き容量がある20GBのハードディスク」には驚きました。私のThinkPadは4台とも今は100GB(7,200回転)ですが、Cドライブは40GB、Dドライブは60GBに区切っています。そのCドライブには様々なアプリケーションがインストールされており、空き容量は15GBもないのです…。
単にインストール時のみ15GBを使うだけで(一時バックアップ等の領域として)、Windows Vista自体は15GBも使わないのかもしれませんが、ハードディスクが大容量になっているとはいえ、15GBもOSが使うことは、あまりいい気分ではないですよね。
新しいOSが出ることは嬉しいことではありますが、OSが最新のものになっても中小企業の経営で使える機能はワードやエクセル、アクセス、ブラウザ、メールソフト等であり、OSが仕事をする訳ではありません。
少々後ろ向きのコメントになりますが、フォルダを立体的に見せることがそんなにも重要な機能なのでしょうか…。多くの中小企業がWindowsに望む機能は、「安定性と安全性」だと思います。15GBと聞いて、「ではWindowsXPのままで行こう」と決める中小企業も多いことと思います。
Windows2000→WindowsXPの時には、「今使っているパソコンのOSをWindowsXPにアップグレードした」という中小企業も多かったのと思いますが、WindowsXP→Windows Vistaは、「初期搭載された新しいパソコン」を買ったほうが得策のようです。
MS、パソコンの“Windows Vista対応度”を診断できるツールのβ版を無償公開(窓の杜)
http://www.forest.impress.co.jp/article
/2006/05/19/vistaupgradeadvisor.html
株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 中小企業診断士
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