すっごくいい人なんだろうけど、三谷幸喜か?と突っ込みたくもなった。
本編前の予告編で、「THIS IS IT」と「アバター」を観て、ちょっとお得感。
で、本篇。1845年にすでに、6歳位だったんだ。ほうっ。アメリカが関わってきた戦争全てに兄と共に参加してたんだね。あっ、「LOST」のチャーリーだ、「24」シーズン7の前半活躍のテロリストだ。
でも、なんかつまんないのは、スピンオフというとカッコいいけど、要はオマケだからかな?と思いながら観てたら、善良な老夫婦が殺されるあたりからだんだん面白くなってきた。前半の何気ない場面やセリフが生きてくる。
X-メンで記憶を失ったウルヴァリンがジーン・グレイを好きになったのは、ケイラと似てたからなんだ。
兄ビクターとの関係は、ちょっと「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」みたいだ。後半の「背中を合わせるんだ!」のセリフにはグッと来たぜ!
しゃべりすぎるからって、改造時に口を縫われてしまったブラッド(という名だっけ?)には大笑いだが、エンドロール後のシーンは、ホラー映画のド定番じゃん。
ヒュー・ジャックマンの魅力全開の楽しくて、ちょっと皮肉な、アメリカ映画だ。続編できたら、行こうっと。