10:55分発の高速艇(1,200円)で、いよいよ直島の宮浦へ。
GWは島が大混雑!という噂を聞いていたので、緊張して上陸する。
昔、三宅島に行った時、船から島が見えてきたら、体の大きい同行者(女)が「三宅島って小さいんですね。私缶コーヒー買っちゃたんだけど、置く場所あるかなあ。」とつぶやいたのを、何となく思い出した。が、すごい立派な港じゃん。
留まってるフェリーも、エーゲ海クルーズか?と思う位大きい。そこの大混雑してる海の駅で「家プロジェクト」チケット(1,000円)を購入。数か所でしか買えないはずなので、ここで購入したんだが、結局は「家プロジェクト」の入口で他の見学者は買っていた。
まずは宮浦の港の、話題の赤いカボチャを見学。一発目の現代アートだ。草間彌生の作品だが、私は彼女を知らず。あとで、写真を見たら、岡本太郎の女版に見えた。
次に宿に行って、荷物を預けて、無料の「007記念館」へ。顔を出して写真を撮るパネルで写 真を撮って友人と大爆笑!展示物は、文化祭みたいだった。
この小さな町に合計6か所(+予約が必要な1カ所)、既存の家やら寺・神社を現代アートの芸術家が作品(改築)にしたのだ。大勢の人間が地図を持ってぞろぞろ歩く。
6か所入れる1日券を購入したんだが、すでに南寺は本日の分の整理券の発行は終了してて入れない。それぞれ主にベネッセ側から派遣されてる現代の若者にしてはやけに地味な男女と島のお爺さんが案内に立ってて、大混在している人々をさばくんだが、段取り悪い。というか、現代アートが偉くて、見に来る人は感謝して見なさいってって感じが・・・。特にベネッセサイド・・・。「角屋」は10分、「はいしゃ」は20分、「護王神社」は50分並ぶ。
まあ、人気が出過ぎてて、見学者が多すぎるのが一番いけないんだろうけど。
アートとして「角屋」がまあまあ、「石橋」の壁の絵は家とマッチして良かった。ゆっくり観ていたかった。
私も友人も、仕事内容によっては「デザイナー」と名乗る事もあるので、なんか「はいしゃ」は私達でも、創れそうだった。
本村エリアにはおしゃれなカフェが数軒あって、そのうち一番町から離れたカフェに行った。すぐに入れたけど、若者で混んでた。
宮浦に戻ろうとしたが、バスがなかなか来そうもないので、30分歩いて戻る。途中の役場や小学校もなかなか洒落た建物だった。ようやく、暖かくというか暑くなって、太陽光線と道端の花々を満喫!
夕食は宿のお姉さんの親が経営している焼き肉屋へ。ここも混んでて、マスター(親父さん)大パニック。思わずちょっと手伝う。
お姉さんに「銭湯夜8時過ぎるとかなり並ぶわよ!」と言われて、すぐに銭湯へ。すでに行列が出来てて、20分ほど外で並ぶ。中は、ヤヤエロの言葉がタイルに書いてあったり、象の像があったり。ん~、現代アート。でも、私でも出来そうな気が・・・。
ちなみに現代アートは、作品なんで、どこも撮影禁止。ハイ、分かりました!