④北村(ブッチョン)
暑さを避け、3時ごろに再び地下鉄の安国駅へ。北上し、古い街並みが残る北村(ブッチョン)へ。嘉会(カフェ)路を挟んで、東側が古い家屋をショップや個人の博物館、古い文化が体験できる工房などがある。西側が住宅で、街並みを鑑賞する地区になっているらしい。
まずは、東側の北村センターへ。古い家屋を保存している。無料で入れるし、日本語のブッチョン紹介ビデオも流れているし、日本語のオシャレなパンフレットも手に入る。
ただ、パンフレットは、金かけててオシャレなんだが、オシャレ過ぎてて分かりにくいが・・・。
工房やショップは覘かず、北上して、冬のソナタの主人公達の出身高校の撮影場所である中央高校へ。ここら辺から坂がきつくなる。
角にある土産物のおばさんに親しげに声をかけられ、日曜日だから高校は自由に入れると 教えてもらい、上の地図付のパンフレットをもらう。日本に帰ってから、ソウルに行ったことのある人と話したら、日本人に親切な有名なおばさんらしい。
だが、ここでハプニング。坂を上る路線バスが停止した際、坂道をずるずる滑ってしまい、後ろのタクシーが必死にクラクションを鳴らしたが、ぶつかっていた。やはり、坂道は大変だ。
高校は、何建築様式というのだろう? イギリスっぽい感じの立派な建物だ。校庭ではクラブ活動をしてた。
母親が「焼却炉で待ち合わせる」と言うんで、焼却炉を探したが見つからなかった。
再びおばさんの「こっちの道を行った方がきれいよ」というアドバイスに従い、左の小道を上る。確かにきれいだ。途中、刺繍博物館というのがあったので入ってみた。一般家屋に、作品が展示されている。日本刺繍と似てる。隣に国だからな。
嘉会(カフェ)路を渡って、西側へ。独特の街並みの細い路に観光客が大勢いる。ほとんどが韓国人のカップルだ。なんか、成功した町おこしで生活の場を観光客がぞろぞろ歩くんで、直島を思いだした。
本当はガレージを作りたいんだろうなあ、でも街並み保存だから作れないんだろうなあ、と思いながら、北村センターでもらったパンフレットの地図にあった「写真スポット」で写真を撮り満喫。この地図は役に立った。
歩き疲れたので、オシャレなカフェに入ってケーキセットを食べる。ケーキ代のみでコーヒーはサービスだった。