TVシリーズは、やってるのは知っていた。1話位は見たかもしれない。が、1980年代後半は、家には寝に帰るだけだし、TVは見る時間なかったからなあ。それに、80年代後半なのに「特攻」って何? と、邦題に引いてしまったいた。それに、私にとって、「特攻」は、「特攻ギャリソン・ゴリラ」なのだ。ちょっと、自分の年齢にびっくりする。でも、これはカラー放送だった。
映画自体は、時代設定がイラク戦争になっていたので、TVシリーズを知らなくても、素直に入り込めた。おまけにTVシリーズを見てなくても、TVシリーズにオマージュを捧げているシーンは、上手だし、はっきり分かる。上手な作り方だ。
時間内にチームの成り立ちから、今回のメインの事件までをソツなく描いてる。
空飛ぶ戦車のあと、湖の老夫婦を持ってくるの面白い。敵方のキャラも際立ってる。
監督のジョン・カーナハンが上手なのか? でも、私、この人の「NARC ナーク」(試写会で鑑賞)、暗過ぎてまるっきり受け付けなかったんだけど・・・。まあ、今回は、登場人物のほとんどがまともじゃないからな。
登場人物・・・それは、今お気に入りのブラッドリー・クーパーさ!
キャー!彼の顔見てるだけで満足! しかも、今回は、体も鍛えて合ってすごい。相手役がジェシカー・ビール。彼女ならOKさ。許せる。
完全にイカレてるマードリック役は「第9地区」のシャールト・コプリー。イカレ過ぎてて、彼の演技が上手なのか、キャラが凄すぎるのか、よく分かんなかった。
みんなイカレてる割には、「国家のために働いたのに、裏切られた」哀しい4人組。スカッとしたアクション映画のはずなのに、本当に哀しく感じた。
ハンニバルがやたら「ジジイ」と呼ばれ、最終作戦はフェイスが立ててたから、続編にリーアム・ニーソンは出演しない気なのかと心配になる。まあ、アメリカではこけたらしいので、続編は微妙らしいが。
映画見てる途中から「偽ドル紙幣の原版」を、みんなで取り合う話の映画って、他にあったよなあ・・・と思いだしたら、気になる。なんの映画だ?