ウフッ。ロードショーでも観に行っちゃおうかなあ。
監督もゲイリー・マーシャルで前作の「バレンタインデー」と同じ作り方。
有名どころのスターがいっぱい出てきて、NYの大みそか、午前0時に誰と過ごすのか(キスをするのか)という、8組(ん?もっと多い気もするが、チラシにはそうなってる)の男女をメインに描いた、ロマンチックなコメディ&ジーンとくるお話。期待して観に行ったら大正解!
「バレンタインデー」より面白かった。
やっぱり、ヒラリー・スワンクのエピソード、特にスピーチのせいかしらん。あれで、グッと引き締まった。時間稼ぎの目的でするスピーチなんだけど、結構聞いてて泣きそうになった。カッコ良かった。やっは、彼女って、性別を超えたカッコ良さがある。
本当にスピーチでは「震災」って、言ってたのかな? 字幕はそうなってたけど。タイムズ・スクエアの広告が、常に東芝がメインでネオンが輝いていて、日清やTDKも出てくるので、日本人としては、なんかとってもうれしい。
ミッシェル・ファイファーは、最後はもっときれいに撮ってあげれば良かったのに・・・。私としては、年齢や設定も近くて一番感情移入できる役だったのに。私も会社辞めちゃおうかと思ったよ。最後の、サラ・ジェシカ・パーカーを、あんなふうに大人のお伽噺風にするなら(んん~、さすがにちょっと引いた)、ミッシェル・ファイファーにもきれいなシーンを! 好きなんだもん、ミッシェルの方が。
キャット・ウーマンつながりの(?)ハル・ベリーの最後の見せ場にも泣きそうになった。
あと妊婦対決の2組の夫婦には爆笑。「イングロリア・バスターズ」のティル・シュバイカーが可愛い普通のお父さんを演ってて、ジェシカ・ビールも相変わらず可愛いし。
アシュトン・カッチャーも「バレンタインデー」の役よりはるかに良かったし。ボン・ジョビもやっぱ、50近いとは思えん可愛さだし。みんな、みんな、無駄なく描かれてて良かったよん。
で、メインキャスト以外もすごくて、ミッシェル・ファイファーの嫌な上司がジョン・リスゴー、タイムズスクエア協会の副会長ヒラリー・スワンクにわざわざ嫌味にいいに来る会長は、サラ・ジェシカ・パーカーの旦那のマシュー・ブロデリック。「トランスフォーマー」の隊長のお母さんは「24」の女性大統領。ジェシカ・ビールの赤ん坊を取り上げるのは、多分ジニファー・グッドウィンだと思うんだが。ハル・ベリーの勤めている病院の同僚の看護婦はアリッサ・ミラノだったらしい。
エンドロールのCASTをスピードを3倍ゆっくりにして欲しかったよん。
エンドロールの前にNG集というか、役者が思いっきりふざけてるシーンが流れるんだけど、「ハングオーバー」並みに爆笑したよん。ロバート・デ・ニーロ!ふざけ過ぎ!最近の君の出た映画の中では、この映画が一番の出来かもね。