監督が矢口史晴だし、宣伝のためにTVに出まくってる吉高由里子が可愛かったので行って観た。
「映画の録画は犯罪です」が始まっても画面が横に広がらない。製作:フジテレビと電通。あ~、最初からTV放映用のサイズかよ~。で、ちょっと引く。
凸凹トリオがロボットを壊すまでが漫画チックなドタバタで、さらに引く。3人ともボッーとし過ぎだろ。結局、最後までこの3人のキャラは好きになれなかった。濱田岳とかもったいない。
あと、機械の中に老人って、私が中学生(35年位前に)の頃に考えたのになあ(だから何?)。券売機とか工業用機械の中には、実はちっちゃくなった老人が入っていて、その中の手作業で対応しているという・・・。今でも、券売機でのスイカの定期券の継続は機械の向こう側にお婆さんがいて、手作業でスイカを雑巾で拭いて、新しい日付をスタンプしているような気がするんだが。
頑固な、ミッキー・カーチスの爺さんの登場は良かったんだけど、爺さんと凸凹トリオが心を通わして行く様子が、チャンカワイのマグネットしかなくて、話がぎくしゃくする。無理にストーリーで表現しなくても、ちょっとしたアイコンタクトやセリフで、もっと4人の信頼関係が表現できていれば良かったのに。それ以外の人間の関係も、描き方が浅くて、もったいない。コマ(役者)は揃ってるのになあ。
吉高由里子の。ロボオタ振りは、オタクらしくて良かった。二足歩行をけなしながらも、サラリと彼女を応援する、ロボ研の彼の事ももっとちゃんと描けば良かったのに。
田畑智子も、部下にいたら迷惑な女だし。なんかなあ・・・。とにかく、みんなもったいない。
「ハッピーフライト」は、面白かったになあ。
まあ「ロボットの中に爺さん!」というのがバレナイようにうまく話が着地して良かった!
あと、地方都市感がうまく表現されてた。
各社の二足歩行ロボットも登場! エンドロールに名前も出てました。
エンドロールのミスター・ロボットは、ロボ爺本人が唄ってました。
吉高より、ロボ爺の方に年齢が近いんだ・・・。私。