東映60周年記念!ということで、大人の事情で前売り券が回ってきました。
ちなみに前作(じゃないけど)、竹内結子の「はやぶさ/HAYABUSA」は観てません。
はやぶさプロジェクトは20年以上と聞いていたので、てっきり20年をえがくのかと思っていて、最後に渡辺謙がカツラを取るのかと思ってたら違ってました。打ち上げから、帰還(と言っても、はやぶさ自体は大気圏突入で燃え尽きるんですが)まででした。
噂だと、竹内結子のはドラマっぽくて、こちらはドキュメンタリー風だとか。確かに、コピーで「日本の男たちは諦めない」と言っているだけの作品であった。
だから、つまんない女出さなくていいのに。
観客の説明係りに朝日新聞記者の夏川結衣の役割の人は必要だったけど、これも男性でいいじゃん。しかもオーストラリアでの彼女の泣き顔はいらなかったなあ。なんか男だけで、ガッシリJAXAをえがいて欲しかった。もう少し、イケメン入れて。
山崎努の町工場の話や、吉岡秀隆の民間企業NEC社員の苦悩とかは、物語に厚みがでて良かった。民間企業勤めとしては、吉岡君の会社の中での苦労が偲ばれる・・・。一生懸命上司にかけあって、人と金と時間を都合してもらったんだろうなあ。頑張れNECのイオンエンジン! 観てるうちに機会があったら、私も買ってあげようかと思ったよ、イオンエンジン。機会はないと思うが。でも、TVドラマ観ないから、よく分からないんだが吉岡秀隆は、「三丁目の夕日」の茶川先生と全く同じ演技なんだが、いいのか? これで。彼はこのワンパターンなのか?
とは言え、最後に、はやぶさが送ってきた地球の写真を見た時には、涙が出てきたよん。《はたぶさ》の一生自体が、目茶目茶ドラマなんだもん。最後に、(あ~、最後に彼は地球を見る事ができたんだ)と思ったら、なんか愛おしくて・・・。
最後にテロップで、「2014年にはやぶさ2プロジェクトスタート」と出るけど、映画館の外に募金箱置けば、観た人結構入れたと思うんだけど。JAXA、もっと新しいパソコン買えよ。本当に、2年前で、MO使ってたんだろうか?