他に観るモンないんで、ルーク・エヴァンスの顔ばっかり観てた。「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の時は、オーランド・ブルームに似てたのに、だんだんヴァンサン・カッセルに観えてきて・・・。そしたら、ラスト、パリに行ったから、ビックリした。
原題は、THE RAVEN。ポーがボルチモアの公園で瀕死の泥酔状態で発見された時、「レイノルズ、レイノルズ」という名前を言い残して死んでしまったという事実を元に、目一杯脹らませてできたお話だ。
ポーの小説は、若い頃結構読んだので、「このシーンはこの小説」というのは何となく分かったけど、それだけじゃねえ・・・。2時間もたないよん。
ポー、あんなラストだったけど、もうそれでいいじゃんって感じ。エミリーももっといい男見つかるから、大丈夫さ。
犯人の動機も弱いし、清々しいほどの変態ぶりもないし・・・。亡くなった方々も、ポーと関係ない人がほとんどで、なんか弱いし・・・。殺し方もあんまり美的センスがないし。振り子位の派手な殺し方が、あと2個は欲しかったなあ。
それに犯人、ジェイソン並みの馬鹿体力がないと、単独であんなに頑張れないじゃん。徹夜で仕事して、頑張って殺人して、いろいろほどこして。さらに経済力も。あの振り子を発注するんだからなあ。かなりの金額と納期がかかるよなあ。あんな重い物、どうやってあの場所まで運んで、設置したんだろう・・・。何十人も男が必要な大仕事だ。
ロケ地は、ハンガリーやスロバキアとからしい。エンドロールの名前が、東欧の文字だらけだった。
で、ラストからエンディングロール。映画のショックシーンより、ビックリした!
なんだ?こりゃ?
日本語の歌が流れ出すより、ビックリしたよん。笑いそうだった。
ジョン・キューザック。なんで主人公なんだろう?