ニール・ジョーダンの「ビザンチウム」があっという間に公開終了で見逃したので、「ウルヴァリン」や「エリジウム」よりも先に観に行った。
だって、デ・パルマなんだもん。「キャリー」「ファントム・オブ・パラダイス」に度肝を抜かれた私なんだもん。
アラン・コルノー監督の “Crime d’amour”というフランス映画のリメイクらしい。リメイクかあ。
オリジナルじゃダメなのか?デ・パルマよ。
で、観ている間はフランスが舞台なのかと思っていたら、今解説などを読むとベルリンが舞台だったらしい。
う~ん、ニューヨークに帰りたい人が女が主役だから、ヨーロッパならどこでもいいのか?
根岸季衣に見えるナオミ・ラパスと、その上司で金髪で赤い口紅で可愛いレイチェル・マクアダムス。確かに上司は悪い奴だけど、上司の男とシメシメと寝てしまうナオミ・ラパスもなあ・・・。で、修正案が気に食わないからってネットで流していいのか?
この2人に、ナオミ・ラパの部下の女も加わるんだが、3人ともどうよ!という性格だし、ストーリーは途中でミエミエで、なんの意外性もなく。
映像が面白い訳でもなく、きれいでもなく、エロチックな描写もなく・・・。
う~ん・・・。あっ、劇中のバレエの女の人、すっごく美人で、踊りも素晴らしかった。人間の体ってこんなにきれいな動きが出来るんだ!と思わず見惚れました。
デ・パルマ、73歳かあ・・・。