日本がいっぱい!日本に来る外人さんは、忍者がいると信じてくる人が多いらしいので、楽しいに違いない。
が、『X-メン』シリーズに、この映画は必要? 「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」は、必要だったと思う。だが、この映画はいらないような気が・・・。
おまけにやたら、悪夢の象徴でジーンが出てくる。しかも2度目に死んだ後の設定。
という事は、「X-MEN:ファイナル ディシジョン」の後のはずで、かなり未来のはずなのに、未来の感じゼロ。まあ、日本で、葬式の警備で、機関銃を普通に持っているから、やっぱりかなり未来なのかしらん。
新幹線、海辺の漁村や、秋葉原、ラブホテル、冬の山村など日本固有の観光地が出てくるから、観光用のプロモーションにはいいのかも。
出演者はだいたいは良かったよ。真田さん、もう少しいろいろやって欲しかったけど、まあこんなもんか。女性陣2人は本当に良かったよ。ユキオ(これで女性)は、面白い顔だけど、ガイジン受けしそうだし、日本人も一度みたら忘れないだろうし。
ただ、マリコがあっさりローガンと寝てしまうのはなあ。毛嫌いしているけど婚約者もいるし、結婚を誓い合った幼馴染もいるのに。あんなに嫌がってた外人と2~3日行動を共にいただけなのになあ。あっ、未来だから、そんなもんなのか。
忍者の幼馴染の日本語が下手過ぎ。真田さんなんとかできなかったのかな。あるいは、配給会社が吹替えちゃえば良かったのに。
全体的に、予告編で流したシーンの合間にストーリーをぶッこんだような感じの映画だった。