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旅行やら映画やらの独り言

「ターミネーター:新起動/ジェニシス

2015-07-16 22:37:33 | 映画
「ターミネーター」から30年。何の知識もないまま試写会で観て、ぶっ飛んだ。一緒に観た女友達と「私達にもカイルが来るに違いない!」と話し合ったのに・・・。
私達には未だにカイルは来ないのに、映画の方は未来からはいろんなカイルも来るわ、ターミネーターも続々来るわ。



まあ、30年たってるから、別物だよねえ。



こっちの感性も鈍っているからだろうか、暗い未来への切ない感じはないねえ。
3分の2位までは楽しく観られたんだけど、あいつが未来からやってきたあたりからテンポが悪くなって、飽きてきた。
タイムトラベル→パラドックスで、“世界”がどんどん増えるんで、もうどうでもいいと言うか・・・。「ターミネーター2」までの、あやふやな感じのタイムパラドックにも負けないで、人類を救うぞ!という、悲壮な決意もなくなってくるし。



ベン・アフレック並みに顔の長いカイル・リースの顔も間抜けに見えてきて。あ~、30年間には、頼りないけど意地を張ってるちょっと不良少年っぽい、マイケル・ビーン演じるカイル・リースにドキドキしたのに。



ジョン・コナーも“新”繋がりか「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の主人公の人なんだけど、魅力ないんだよなあ。この顔の方が「ターミネーター」で最初に出てくるジョン・コナーのイメージに近いんだろうが、「ターミネーター4」のクリスチャン・ベイルがカリスマ性があってめちゃめちゃカッコ良かったから。
サラ・コナーの、エミリア・クラークは可愛かった。体もいい。



イ・ビョンホンは折角出てるのに、もったいない。良い男が他にいないんだから、この映画でこそ上半身脱げば目立ったのに。

「セッション」の先生は、最初1~3に出てたドクター・シルバーマンかと思った。



まあ、懐かしいシーンや、ぶっ壊す自販機はやっぱりペプシだったりと、ニヤリとさせるシーンももちろんいっぱいあったけどさあ。武器を組み立ててるうちに親しくなるのは、カイルとサラじゃなくて、カイルとシュワちゃんだったり。



ジョンとシュワちゃんが疑似親子だった2に対して、今回はサラとシュワちゃんが疑似親子なので、シュワちゃんとカイルの関係は、娘を取られる父と娘の恋人(しかも最初から“合体”ありと分かってるし)。



まあ、シュワちゃんありきの映画だなあ。私は、シュワちゃんがいない「ターミネーター4」も結構好きなんだけど。世界観はしっかりシリーズを継承してるし。もちろん、3は嫌いだよ。出演者不細工ばかりだし、あのラストだし。

もう、「ターミネーター5」作らないでいいよ。
私、未だに辛い事があると「ターミネーター」観て、元気出すんだよねえ。



コメント
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