落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ミラクル・ニール!」

2016-04-14 21:51:59 | 映画
「モンティ・パイソン」+サイモン・ペッグだ。



笑いのツボが合うか合わないかは別として、かなりの毒とかエロとかグロとかゲロとかを覚悟して観に行ったんだが・・・。

なんだ。全然普通だ。凡作だ。



偉そうな宇宙人達が、地球を存続させるか滅ぼすかのテストに、無作為に選んだサイモン・ペッグに本人は知らないまま全知全能の力を与える。さあ、主人公はこの力をどう扱うか、地球の運命はいかに!
という主人公なんだが、このパターン、割と良くあるよね。



ウ○コが歩いたり、主人公の生徒が全員死んだりする所までは、おっ!やってくれるか!と思ったんだが・・・。
結局、彼氏彼女がいないといけないイギリス人の彼氏彼女ゲットの話になってしまい・・・。
ケイト・ベッキンセイルは相変わらず可愛いけど、今回はアクションなし。でも、友達にそそのかされ酒の勢いで強引に主人公をベッドに誘う肉食系だ。



一応、満足することを知らない中国人の貪欲は食欲とか、「戦争の理由を排除」したら理由もなく戦争激化したりとか、崇拝の究極がその対象の死であったりと毒はあるんだが、割とサラッとしていて、毒毒しさはあまり感じられないんだよなあ。もっとくどく描けばいいのに。惜しいなあ。



レイを崇拝する団体とか、変態大佐がモンティ・パイソンというかテリー・ジョーンズらしさなのかなあ。
サイモン・ペッグらしさはあまりないなあ。製作には携わってないからなんだろうが。そうすると、彼だとビジュアル的に主人公にするには弱いな。色白なイギリス人だけど。



ロビン・ウィリアムズが主人公の愛犬デニスの声を当ててる。だからなんだ?という感じだったけど、ようやく最後にデニスの存在意義がある。ロビン・ウィリアムズ、うつ病だった割には、自殺する前にずいぶん働いてるんだなあ。



まあ、宇宙人の声でモンティ・パイソンの面々の声が聞けたから、まあいいか。2014年の復活ライブの勢いなのか、きっかけなのか。復活ライブ、テレビで観たけど、ライブの方が迫力あったなあ。




コメント
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