
まるでジェームス・キャメロンの新作のように宣伝してたけど、監督はロバート・ロドリゲスじゃん。

んんっ? ハチャメチャでメキシコ舞台のB級映画のロドリンが、監督?
キャメロンと仲良くやれたのかな。
だから、最後にエドワード・ノートンが出てきたのか・・・。なるほど。
あっ、私、ロドリンの映画は全部観てます。

で、映画は映像が凄い!
アニメと人間がちゃんと300年後の地球を描いてる。
(まあ、たまにここで画面切れてるなあというシーンが数か所あったけど。)
生身の人間と、機械むき出しのサイボーグと、アリータの演技に違和感がない。

アリータの戦闘シーンは本当にカッコいい。痺れる。
エンドロールに流れるデュア・リパの「スワン・ソング」もカッコいい!

だが、ストーリーの処理が・・・。
原作は知らないけど、アリータが意識を取り戻して数日は丁寧に描かれるのに、後半、急に端折る。
えっ?ヒューゴ、何をそんなに最期急ぐ?
チレンが命を懸けて助けたのに。
アリータ、チレンを助けたんだろうな!
チレンのジェニファー・コネリーは、顔の皮だけ老けていた。

ベクターのマハーシャラ・アリ、もったいないぞ。アカデミー賞取ったのに、この映画ではこんな扱い?

クリストフ・ヴァルツも、もっと何かやらかしてくれるのかと思ったらそうでもなかったし、
最期、大丈夫だったのかな?

なんだかなあ・・・。この後半の端折り方はなあ。
で、続編作るのか? 中途半端だもんなあ。

あと、予告編で流れてた、アリータが床に流れた血を指で拭って、自分の頬になすりつけて戦闘に臨むシーン。
絶対に、育ての親のヴァルツが悪者に殺されて、そのシーンかと想像してたら。
違うじゃん。まさか、彼とは。そこが一番驚いたかも。
