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旅行やら映画やらの独り言

「アネット」

2022-04-08 23:18:43 | 映画

予告編で、アダム・ドライバーとマリオン・コティヤールが出てて、ダークな感じで面白そうだったから観に行った。

初・レオス・カラックス監督だ。この映画でカンヌ映画祭の監督賞受賞だ。カンヌ映画祭と私は合わないが、何歳になっても挑戦する心意気は大事だ。

で、やっぱり合わなかった。

ロックオペラなんだけど、「ミュージカル劇」過ぎて。演出過剰というか、「劇」にカメラを持ち込んで、それに酔ってる感じ。ダークで、いろいろ象徴的なシーンがあるんだけど・・・。その割には、なぜ主人公の2人が、結婚と子供を持つ決意を固めるまで魅かれあったかは、描かれてない。ストーリーの進行の肝心な所は、雑誌の見出しで進んでるし。

アダム・ドライバー演じるヘンリーは最初から壊れていたみたいだけど、狂気って程でもないし。頑張って歌ってたけど、セリフを曲に乗せてる程度だし。

アネットが、パペットというのは面白い表現方法とは思うけど。最後は人間になれて良かったねえ。

「劇」っぽいオープニングと、台湾なのか日本なのかアジアの祭りみたいなエンドロールも、ちょっと頑張り過ぎかなあ。

この雰囲気を、好きな人は好きなのかもねえ。

ヘンリーを告発する6人の女性の一人が水原希子だったんだ。全然気が付かなかった。

エンドロールで、アダム・ドライバーが個人的にクリス・ロックに感謝してた。スタンダップコメディのシーンでアドヴァイス受けたのかな?

今、リチャード王からビンタされた話題のクリス・ロック! こんな所で見つけるとは!

コメント
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