原作は知らない。綾瀬はるか演じる女殺し屋が関東大震災1年後に、少年を守って帝国陸軍と戦う話だ。
綾瀬はるか、綺麗だしカッコいい。着物姿も洋装も素敵だ。もう、それだけの映画だ。男が両手で力の限り殴ってきても、片手で防いじゃう強さだ。
あと、ロケ地の選び方も上手だし、窓ガラスがちゃんと昔のガラスだった。街中のCGもまあまあ。震災1年後であの復興ぶりかあ?復興しすぎだろとは思ったが。
あとなあ、船の爆破シーンはなあ。水しぶき1滴の大きさが、船と比べると50㎝位あるんだよなあ。あのシーンだけでも撮り直しして欲しかったなあ。
また原作はどーなのか知らないが、陸軍との最後の戦いが・・・いきなり日比谷の街なかで濃霧発生。濃霧の中での銃撃戦。街のセットも陸軍軍人も見えなくなる。まさか、途中で予算がなくなった訳ではないだろうに。
キャストは有名どころが大集合!ジャニーズの人も及第点なんだが、エンドロールでカッコでグループ名が出るとなんだかなあ・・・。マイナス効果だなあ。
豊川悦司は素敵なおじ様になったなあ。
佐藤二朗は、ユリ(綾瀬はるか)に何を頼んだのだろうか?で、あの位置から打ったら自殺には見えないだろうに。
清水尋也は雰囲気は良かったんだけど、なぜあそこまでユリを狙うかが分からん。組織の分裂の際にもっといろいろ何かあったのだろーか?
ストーリーは良かったんだが、構成が・・・。ここに過去のシーンを持ってくるのかあ、もうちょっと前の方が良かったのでは?あるいは要らないのでは?
まあ、綾瀬はるかが綺麗だからいいか。