12月20日 日曜日 その3
プーシーの丘の南側。
公式の、ルアンパバーン観光のHPはなぜかリンクが貼れない・・・。そりゃ、正式には貼るもんじゃないけど。
「1512年、ヴィスンナラート王の時代(1501-1520)に建てられた寺院は、ルアンパバーンに現存する最古の寺院です。当時は王国の結束の象徴として地元の人々に愛されていました。窓に取り付けられた木製の格子は、ラオス南部チャンパサック県にあるアンコール王朝時代の遺跡「ワット・プー」を彷彿とさせる、クメール様式が採用されています。本堂内には歴史のある仏像や石碑が納められています。 さらに境内には、その見た目からラオス語でスイカ寺を意味する「ワット・マークモー」(正式名That Pathoume)と呼ばれる仏塔があり、人目を引いています。」
↓ なるほど、門からしてクメール様式っぽい。
↓ スイカに見える?仏塔
↓ 本堂
タイからの観光客のお坊さんと、スポンジ・ボブとスマイルマークのコラボトレーナーの2人組が楽しそうに観光してた。
天井はなくて、直接屋根裏。どこの寺院もそうだった。
金ぴかの御本尊はミャンマーと似てる顔で、周囲の黒い仏像は時代が古くてクメール様式だそうだ。
↑ 屋根瓦の寄進
↑ 新月に叩く太鼓
↑ 托鉢前に叩く木の鐘(木魚というか)
大分、ラオスの寺院にある建物のパターンを覚えたような気がする。
↑ 菩提樹と仏像。手前の女神は、水の神様。
境内に観光客用土産物屋が出てて、3つで13ドル(買い物は米ドルでOK。ただしお釣りは現地通貨なので、日本から1ドル札をいっぱい持って行った)で購入。でも、この後のナイトマーケットで買った方が安かったかなあ。まっ、いいか。
ワット・ビスンナラートに隣接している。見学予定にはなかったんだけど、現地ガイドさんが「ラオスにも鬼がいる」というので「ラオスの鬼ってどんな鬼?」という私の疑問に答えるために寄ってくれた。
タイ様式なのかなあ?
鬼かあ。まあ、鬼だなあ。
ちなみに、狛犬 ↓
ふざけている訳ではないらしい。
↓ ここにも、菩提樹&仏像。
建物の中は写真撮影禁止。写真がないと、記憶があいまいに・・・。
↓ ルアンパバーンの名前の由来になったパバーン仏が鎮座する黄金の祠
正面と中はキラキラしてて素晴らしいんだが、横(プーシーの丘のチケット売り場)から、この建物の屋根を見ると・・・。
「国立博物館は旧王宮を使用しています。王宮はラオスとフランスの友好の象徴として、ルアンパバーンがフランスの保護領となるわずか数年前の1904~1909年の間に建てられました。 建物は当初、フランスの美術館のスタイルにラオスの伝統的な建築様式を混ぜてデザインされましたが、シーサワンヴォン王の時代に王座の間のちょうど真上に位置する屋根の上に尖塔を付けるデザインに改良され、現在のラオス式のデザインが完成しました。 館内には、王族が使用した刀、装飾品、家具、食器などのランサーン王国時代の調度品や、外国からの贈答品が展示されています。」
↑ シーサワーンウォン王の後の建物(劇場)のロッカーに荷物は全て預ける。
↑ 旧王宮の建物
この中に王の家族が住んでいて、その部屋を利用して、王室コレクションが展示されていた。凄い豪華だったかと聞かれると、それほどでは・・・としか答えられない。
また、この後ろのガレージに、王の乗り物コレクションのクラシックカーがあった。
「328段の階段を登った頂上からは、世界遺産の町並みや、メコン川やカーン川が一望できます。夕暮れ時にはメコン川に沈む夕日を見る人で賑わいます。プーシーの丘は地元の人達にとっては大切な場所。その昔プーシーの丘にたどり着いた2人の仙人がルアンパバーンの町を作ったという伝説があります。頂上には寺院(ワット・チョムシー)と黄金に輝く仏塔があり、現在でも地元の人々は参拝に訪れ、お正月には伝統的な仏教行事が執り行われます。またカーン川側の中腹には、涅槃像や仏足が納められた岩穴などもあり、併せて見学することができます。」
頑張って登る!
↑ ここで少し休憩したが、あとは一気に登れた。
↓ 頂上からの風景
↑ この一画が世界遺産の街並みらしい。
夕陽を見るための観光客がごった返している。で、この岩場で韓国人はこのポーズで写真を撮らなければならない決まりがあるらしく、夕陽そっちのけで岩場独占。
これにイラついた、欧米人の若者たちが次々と岩場を越えて、夕陽が見やすい向こう側に行く。 このプチ争いを見てると、飽きない。
おっ、雲の切れ間から夕陽が見えてきた。
無事夕陽鑑賞!
⑩ナイトマーケット
王宮博物館とプーシーの丘の間の道路に、ナイトマーケットが出現! 現地ガイドさん曰く、「オープンしたばかりの方が値段が安いよ。」
結構、可愛い小物がいっぱい! 楽しい!
左のバッグがアメリカドルで4ドル。右のパンツが3ドル。安いなあ。でも、終活に向けて余計な物は買わないようにした。
18:30に再集合。
⑪夕食
旅のしおりによると「ラオス風フレンチ」
フランス人経営のKIRIDARAホテルの中のレストン。
ラオスの、地元の料理で良かったんだけど。主食(もち米もパンも)がないから、満腹感がないし。デザートも、それらしく盛り付けてるけど、美味しくはないし。
とは言え、充実の1日だった。