12月11日 月曜日 その1
もう最終日だ。
①散歩と朝食
朝ご飯前に、咲いてる睡蓮を見に、ホテル敷地内を散歩。
モネの世界とは全く違う、ラオスの睡蓮。そして、今日も朝の空は厚い雲に覆われている。
8:15 ホテルピックアップ
②プーシー・マーケット
朝市でやたら売っていた「川海苔」。その日のランチで食べたら美味しかったので、「買いたい!」と言ったら、地元の人が行くマーケットに連れて行ってくれた。
あらゆる商品が売っているマーケット。
↓ 購入した川海苔。メコン川の海藻を平たく乾燥させた物だから、神経質な人は駄目かも。ゴマがぎっしりまぶされていて、ニンニクや赤ピーマンのスライスが張り付いてる。分厚い韓国海苔みたいな感じ。帰って来てから、炙って食べた。もちろん、ご飯にもパンにも酒のつまみにもそのままでも美味しかった。40㎝四方のが20枚入って、米ドルで4ドル払って、現地通貨でお釣りをもらった。
①メコン川クルーズ
8:40出航。王宮博物館の裏側から船に乗る。
奥から3艇目だったと思う。船頭は20歳前かと思うお兄さん。やっぱりラオスの人は若く見える。彼には奥さんと子供がいた。しかもパークウ洞窟で待ち合わせしていた。
↑ 地元の人が利用するフェリー。対岸に渡るには船しかない。Googleマップで確認したが、周辺に橋は全くない。
↑ 私たちの船と同型。このタイプの船に客は、現地ガイドさんとツアー参加者の計4人だけ。川だから揺れないし、トイレもきれいだし、快適!メコン川をゆっくり上る。
↑ 宿泊もできる船。
↑ 貨物船。船員が寝泊まりできるベランダ付きの“家”付きです。
↑ 畑部分は雨期には川の水位が上がるので水没してしまうそうだ。そして、川周辺の村には、電気・ガス・水道の3つが揃っている村はないそうだ。ルアンパバーンのみが外国人観光客向けに整備されているんだなあ。
で、この頃になると太陽が照り付けてくる。太陽が出ると確かに暑いんだが、2023年の東京の夏を経験しているの全然平気。
↑ 中国ラオス鉄道の鉄橋をくぐる。こんなに立派なのに単線らしい。丁度良く電車は来ない。ガイドさんは「本数が少ないから」時刻表が頭に入っていた。
④バーンサーンハイ村
10:00到着。↓ 船着き場。
まずは、ラオス焼酎「ラオラーオ」の製造現場見学。
午前中、ドラム缶で蒸に煮するらしい。
試飲もさせてくれる。↑ 左下の3本で、赤いのが赤いモチ米で現地ガイドさんは「ワイン」と訳してた。右端の透明なのがさらに蒸留しているらしくて、50度位あるそうだ。
で、この2本を3米ドルで購入。両方とも15度で、甘い。特に乳白色の方は甘酒みたいな味だった。余り酒が飲めない私には、飲みやすかった。
先に進むと、結構整備されていた土産物屋が続く。でも、売り子さんはパジャマ姿の人が複数。
ルアンパバーン郊外の家の窓は、雨戸みたいに両開きの木の扉が付いていた。
さらに奥に歩くと寺院。
村の人に愛されている感じが伝わる、良い感じの寺院。ルアンパバーン市街地の寺院より、なんか良い感じがした。語彙力ないなあ、私。
塗装を塗りなおしている、僧侶達。
お釈迦様の一生が描かれている壁画。
10:30 出発
岩山が近づいてきた。
⑤バークウー洞窟
「町の中心地からメコン川を北上して約30km。メコン川沿いの岩肌に現れるパークウー洞窟(通称 タムティン)。その中には住民たちが運び込んだ新旧さまざまな仏像が合計4,000体も納められています。」
11:15~12:15
鍾乳洞の穴に地元の人が願いを込めて仏像を並べていった、という感じ。
まずは、↑ 右側の階段の上の洞窟のタム・ティン。
いたずら書きしたような、お公家様の像が・・・。
彫ったのか、自然のいたずらか。牛に見える。
↑ 右側に見える階段を登って、上の洞窟のタム・プンへ。
200段位登る。途中の、ミサンガみたいのをのんびり売りに来る子供達が10人以上いるが、飴をあげると去って行った。
到着。立派な門だ。この洞窟はかなり広い横穴。階段がきついせいか、観光客はグッと減るが、こちらも是非。
中は、こんなに広い。最初は暗い中、現地ガイドさんの持っている懐中電灯で見学していたんだが、後半は電灯が付いて明るくなった。
こちらの洞窟にはお坊さんが修行するのに使った、3×5m、厚さ30㎝位の石舞台みたいのがあった。
↑ 最近、彫ったのかなあ?
↑ 地獄の絵。芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思い出させる。
⑥ランチ
対岸の、貨物船をおしゃれに改造した水上レストランへ。
スープに入っている円状のものは豆腐。
食べやすい、おかずがいっぱい!主食はもちろん、もち米。
食後の飲み物、紅茶を選んだら、↓ こんな感じ。
この場合、前歯をカップのフチに立てて、前歯で葉や茎の侵入を防ぎながら飲むことを私は知っている。
13:15頃出発。
洞窟の近くには、建設中の発電所。人々が暮らしやすいように、インフラは整っていくんだなあ。
欧米人は、1週間位ルアンパバーンに滞在するので、だいたい太陽が照り出す昼前に観光に出発するそうだ。なので、帰りは欧米人が乗る船によくすれ違った。