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室戸岬と足摺岬 そして唐人駄馬遺跡巨石群 その6

2024-07-14 22:51:47 | 旅行記・四国

6月25日 火曜日 その2

 

3.竜串海岸(たつくしかいがん)11:00~12:00

↓ ネットから拾った、空からみた画像

今回のツアーで行きたかった場所、No.2だったんだけど、いやあ、実際一番楽しかったかも。

だって、いきなりこの風景!

「この付近は古第三紀の堆積岩が分布するが、竜串海岸周辺にのみ新第三紀(3千万年~6千万年前)の極浅い海に堆積した砂岩・泥岩が分布し,広い海食台にさまざまな奇岩
が立ち並んでいる。」

↑ 大竹小竹
「海底に泥と砂レキが交互に堆積して形成された砂泥互層のうち、軟らかく浸食されやすい泥岩層が浸食され、硬く浸食されにくい砂岩層は残る。厚い砂岩層のうち比較的厚い層は「大竹」となり、薄い層は「小竹」となる。」

 

↓  絞り幕

ネットで調べると「幕を絞ったように見える生痕(生物の活動の痕跡)があることから絞り幕と呼ばれるようになったそう。」という説と「液状化現象があった痕跡」「砂岩中のコンボリュート・ラミネーションが風化により浮かび上がったものと思われる」という説がある。


砂岩部分は色が綺麗!

 

↓ ハチノス状の岩

砂岩の隙間に海水が染み込んで表面が剥がれ落ちた蜂の巣状の石(タフォニ)。不思議だ。なんでこんな穴ができるんだ?

 

↓ 兜岩


「団塊(ノジュール)が、人の顔またはお面のように見えることから兜岩(かぶといわ)と名付けられた。このあたりで見られる団塊(ノジュール)は、赤褐色球状の異質岩体で、堆積物の中の化石や砂粒などが核になり、粘着性の高い化学成分が濃集してできたと考えられます。赤い色をしているのは鉄成分の影響と思われます。」

そうかあ、割ると中に化石があるかもしれないんだ。

 

↓ 蛙の千匹連

「竜串で見られる生痕化石(生物の生きた痕跡の化石)は約2500万年~3000万年前のアナジャコの住処のあとです。 海岸の様々なところで見れますが、地質学的にはとても珍しいものです。 「蛙の千匹連れ」も生痕化石のあつまりです。」

 

なぜ、竜串海岸について、今、ネットで調べているかというと、歩いているうちにツアーのお客さんが大幅に遅れてきて、その場で講師の人が説明する事ができなくなってしまったから。

 

↓ 天の橋立

この辺り、急に地層が垂直になっている。

 

↓ 不背山と千畳敷

↓ 遊歩道最後の岩が、他と種類が違うらしい。確かにツルツルしている。不思議だ・・・。

ここからグラスボードに乗って、見残し海岸にも行けるんだが。行きたかったなあ。

バスの駐車場あたり、「海のギャラリー」やらダイビングサービスの建物があったんだが、平日だったせいか閑散としてた。

そして、こんな建物も。

竜宮城という1階がレストランで2階3階が珊瑚の博物館だった、今は廃墟。

竜串海岸、素晴らしい場所だったので、もっと大勢が訪れますように。

 

4.ランチ 12:00~13:00

道の駅めじかの里土佐清水で、「極上鰹のたたき定食」!

毎食、鰹のたたきは出るんだけど、さすが地元!ちゃんと藁の香りがして、こっちでスーパーで購入する鰹のたたきとは全く違ってて美味しい!

ので、「もう飽きた」と言って全く手を付けない他のツアー客の分も食べる。

 

5.観音岩 13:40~14:00

柏島のすぐ手前。昔、ダイバーだったので、竜串海岸やら柏島の地名は、ダイビングポイントとして知っているし、柏島の海って透明度の良さで最近注目されてるんだよね。

養殖してるのは、なんとマグロなんだって。

ここは花崗岩。

確かに、心が弱くなっていたら、観音様に見えるんだろうなあ。

そして、ここが最後の観光スポットで、バスは一路空港へ。

 

6.空港にて

ランチを2人分食べてしまったので、お腹が空かない。

なので、ウツボの唐揚げを食べてみた。ウツボ、前も佃煮を食べた事があったかな? 揚げてあるので、普通に白身の魚だった。

19:15発のJAL498便で羽田に20:35着。

自動車の運転ができない私には、行きたかった唐人駄馬巨石群と竜串海岸に行くことができたし、室戸岬と足摺岬の両方に行けたし良かった。でも、せっかく会社辞めたんだから、のんびり公共交通で回っても良かったのかなあ。と、ちょっと思う。

コメント
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